しばらく晴れの天気が続くようなので、融雪剤を散布した。
今冬は大雪の日がほとんどなく、年が明けてからは雪らしい雪もほとんどない。
今の積雪は108cmと町内の積雪計では記録されているが、圃場で見た感じでは100cmも満たないと思われる。
一番困るのは3月に降る雪。1月2月と降らずに3月にどっと降ることが小雪の年にはよくある。それでふだんの年と雪解け時期が変わらなかったりする。
今年は除雪回数が少ないだけあって、身体がたいそう鈍っている。今日は久しぶりに4時間ほど雪の上を歩き回ったがへとへとだ。
ひとまず春の準備の第一歩は踏み出せた。今年は長男が巣立つ年なので、引っ越し準備や妻の選挙の準備などこれからバタバタしそう。申告の準備もしていないし・・・。やれることはとっととやらなくては。


きょうの午前中のこと。
ハウス内でキクの芽かきをしていると、何やら見慣れぬ車が通りかかる。
なんと噂のGoogleのストリートビューカーではないか!
月形でもすでに国道はカバーされていたが、こんな田んぼの中までやってくるとは・・・。
どんな風に公開されるのか楽しみです。

今日の午前10時30分頃の月形の空です。
太陽のまわりに日暈(内暈)と下部に環水平アークが見られました。
日暈は比較的よく見られますが、環水平アークははじめて見たのでしっかり記録しました。
HBC(北海道放送)のウェザーセンターに問い合わせたところ、近藤肇さんから日暈と環水平アークに間違いないとの回答をいただきました。近藤さんによると、今日は道内各地で日暈や環水平アークの報告があったようで、天気が悪くなる前兆とのことらしいです。
明日は夕方から雨のようですが、これが24時間以上も先の雨の前兆なんでしょうか?それとも今日の夕方ポツポツあった不意の雨の前兆だったのでしょうか?
いずれにしても、こんなキレイな自然現象に触れられる農業という仕事は最高です。

今日(2014年3月24日)の画像
昨年(2013年3月28日)の画像
今日は今年になって一番の高い気温となりました。最高気温7.5度は4月上旬並みの気温らしいです。
この冬は11月10日から始まりました。この3日間で70cmを越す大雪が降り、この冬もまた大雪の年なのかと覚悟していました。
しかしその雪も10日ほどで解け、根雪が始まったのは例年どおりの11月下旬からでした。年内は比較的暖かい気候だったので、雪もそれほど積もらず1月中の積雪は1m前後と穏やかに推移していきました。
2月に入り150cmまで増えた積雪は2月下旬の好天で一気に120cmまで減りました。この時に融雪剤を散布できたので、撒いた場所では100cm以下になりました。しかし3月上旬に再び大雪が降り170cmまで積雪が増えてしまいました。
再度融雪剤を撒き直した結果、融雪剤を撒いたところは80cmほどまでになりました。一般の積雪値は126cmと昨年の148cmより20cm以上少なくなっていますから、融雪剤の効果がとても出ているとしになっています。ここのところ雪は降らないまでも気温がそれほど上がらないため、思ったほど融雪が進みませんでした。今週はしばらく気温の高い日が続くようで融雪が進んでくれそうなので一安心です。
農業経営者を客観的に評価するため農林水産省から「新たな農業経営指標」が出されました。この指標の目的は、農林水産省のサイトによれば、
農業者が経営改善に必要な取組の実施状況や経営データを自らの手でチェックすることで、経営マインドの向上や経営内容の改善を促し、ひいては農業所得の向上等に資すること・・・
となっていて、次の3つの資料より構成されています。
1.経営改善のためのチェックリスト
農業経営の発展に欠かせない経営管理、生産、販売、財務、労務等に関する14の取組について、農業者が自らの現在の取組状況を確認することで、確実な実践を促すことを狙いとするもの。
2.経営データの記入フォーム
農業経営の基本となる労働力、農地、生産、財務について税務申告書等を活用しながら自ら記入することで、経営の現状と目標を数値の形で客観的に把握することを狙いとするもの。
3.指標による評価結果シート
「取組指標」、「技術指標」、「財務指標」の3つの指標により、現在の経営状況の評価を行い、経営発展の方向性と目標達成への道筋を明らかにすることを狙いとするもの。
認定農業者は経営改善を着実に進めるため、毎年定期的にこのチェックを行い、認定期間の3年目及び5年目に市町村へ提出する必要があるようです。
チェック方法は、
・経営改善実践システムを利用し、インターネット上で利用登録したうえで必要事項を記入、診断していく方法。
・Excelのプログラムファイルをダウンロードして記入、診断していく方法。(マクロ必須)
の二通りの方法があります。当初はExcelファイルを利用したチェック方法しかありませんでしたが、最近ネット上からのオンラインシステムが完成し、選択できるようになりました。
昨年の秋にこのチェックを知り、試してみようとしました。しかし、このプログラムのExcelマクロがきちんと動かず、しばらくチェックできずにいました。今年に入ってオンラインシステムができたことで試したところ、無事診断できました。
Excelのプログラムファイルも定期的にバージョンアップされているようですが、未だにわたしのExcelではきちんと動いてくれません。
このチェックに必要なものは、青色申告決算書と労働時間が分かる記録です。決算書については毎年作成するものなので大丈夫でしょうが、労働時間についてはきちんと記録していない人も多いと思います。
花の経営は労働集約型の農業なので、人件費(労働時間)がコストの大きなポイントを占めます。利益を大きくするのは、労働時間当たり付加価値、一人当たりの付加価値をできるだけ大きくすること、つまり労働生産性がなにより重要な指標です。
どの花のどの作業に何時間の労働を掛けたか、日々の記録が大きな財産になります。利益が出ている品目でも生産性分析を行ってみると、以外と生産性が低い(労働時間が大きい)ものもあります。労働力確保が難しくなってきている今、こういった低い生産性の品目を見直す意味でも、毎日の労働時間の記録を取ってみましょう。
昨年の3月5日以来の投稿です。
途中経過までは書いていましたが、昨年はここ数年(少なくとも20年)は記憶にないくらいの大雪に遭ってしまいました。雪に対する対応はいつもの年だとビニルを掛けているハウスの除雪をやるだけなのですが、昨年はビニルを掛けていない裸のハウスの鉄骨が曲がったり折れたりしました。いつもなら出ているハウスの屋根の部分まで完全に雪で埋まってしまったため、雪の重みと解けるときの引っ張りで曲がってしまったのです。その対応で2月の末頃からは雪からビニルハウスを掘り出す作業を延々としていました。
(2012年3月23日)
ハウスの鉄骨復旧作業を4月いっぱいやっていました。もちろんこれで終わりではありませんが、花の植え付け作業を行わなければならないので、取りあえず最低限必要なハウスだけ普及させて残りは後回しにしたわけです。雪解けもゴールデンウイークまで持ち越したので、作業は例年の半月遅れでの始動でした。春先からのハードワークで、いつもは冬太りしてしまう体も夏のようにシェイプアップされたことだけは救いです。
そんな感じで春を過ごしていたため、ブログを書く気もすっかり失せてしまいました。
9月には愛用していたMacBookが故障。修理に45,000円を出す気にもならなかったので、MacBook Proの整備済み品を急遽購入することにしました。
故障したMacBookもハードディスクだけは取り出してバックアップ用として使おうとケースを購入したのですが、そのハードディスクが壊れていたのでした。MacBookから内蔵ハードディスクを取り出して外付けハードディスクから起動させると、何の問題もなく起動可能。ハードディスクは1年半前に取り替えたばかりで、3年補償が付いているものでした。早速、メーカーへ送ると一週間ほどで新品が送り返されてきました。今は息子のものになってしまいましたが、いざというときのバックアップ機としてキープしようと思います。
今回もTimeMachineの効果が絶大でした。新しいMacBook Proにデータを入れたり、故障から復旧したMacBookにデータを戻したりする際はほぼ自動操縦で移行完了させることができました。
この冬の始まりは遅い初雪からでした。例年は10月に一度は降る雪もなく、前季の大雪の反動で今季は降らないのか?と喜んでいました。それもつかのま、11月中旬の初雪で積もって以来根雪となってしまいました。以後12月は昨年と似たような大雪が1月中旬まで続きました。
しかし、1月下旬からはパッタリと降らなくなり、気温は低いものの比較的穏やかな天気が続いています。
昨年の圃場ーハウスの弓の上まで雪が覆われています(2012年2月1日)
今年の圃場ーハウスの弓は外してあり、足のパイプが見えています。(2013年2月13日)
先日の花組合の総会で役員の任から下りることになりました。今は除雪もないので家でまったりとさせてもらっています。時間が十分あるので、やるべきことは結構進んでいますし、ビジネス書をむさぼるように読んでいます。
その辺のことはまた後日・・・
前回の準備編に続き、本日ようやくeTaxにて申告を行いました。
e-Tax日記(失敗編)ー西尾泰和のはてなダイヤリー
とあるのを発見しました。これだけ問題になっているのだから、トラブルが発生してから解決策を見つけさせるのではなく、事前にトラブルを防止させるよう準備のページに書くべきでしょう。それにパスワードが多すぎてどのパスワードなのかもよくわからないのも問題ですよ。
実はわたしの申告は昨日無事終了したのですが、引き続き妻の分の申告を行おうとしてトラブルが発生しました。
電子証明書のカードを挿して入力しようとすると以下の表示が・・・
キーチェーンのパスワードというのも初めて聞くものなのですが、ログインパスワードのことだろうと入力してみるのですが、何度やっても同じ表示が出て消えてくれません。わけが分からずググってみると、同じようなトラブルを経験している人がたくさんいることが判明。
実のところeTaxをするためにはいろいろなところでパスワードを設定する必要があります。まずは電子証明書を取得する際に暗証番号とパスワードを設定します。そして、eTaxを始めるにあたり国税のサイト内で利用者番号を得るためにパスワードを設定する必要があります。
今回のキーチェーンのパスワードというのは、上記のリンクを見ると電子証明書のパスワードのことらしいのですが、これが5回間違えるとロックがかかってしまうとのこと。何度もガチャガチャやってしまったわたしは当然ロックがかかってしまい、妻にロック解除のため役場に行ってきてもらいました。
わたしの時にも同様の画面は出ていたのですが、わたしはすべて同じパスワードを設定していたので、たまたまスルーしてしまった次第です。
そして本日ロック解除後、再度挑戦して何事もなく終了しました。
国税庁のeTaxのサイトにはよくある質問で、
safari(Macintosh)を使用していると、「キーチェーン"JPKI-card#2"を使おうとしています。」とのメッセージが表示され、パスワードを要求されるのですが、どうすればよいですか。
答 「JPKI-card#2」の表示がある場合は、電子証明書のパスワードを入力してください。
なお、署名を行わない画面でも同じように、「キーチェーン"JPKI-card#2"を使おうとしています。」のメッセージが表示される場合がありますが、同様に電子証明書のパスワードを入力してください。
というわけで、このブログも先達と同様、失敗編の再編となってしまったわけです。
只、ハウス被害が深刻で、越冬ハウスのみならずビニルをはがした雨除けハウスが雪の下に完全に隠れてしまい、雪の重みで倒壊している状態です。
一旦除雪したハウスの雪も相次ぐ吹雪で元通りになるばかりか、さらに上積みされた格好になっています。
掘り上げるにしてもすべてを回りきるのは不可能なため、取りあえず融雪剤の散布を行いました。例年はハウスの合間の通路からハウス内に融雪剤を飛ばすように撒きますが、今年は全面雪原状態のため、皮肉なことに作業はとてもスムーズに進みました。
今後、融雪が進むにつれてその被害の状況が明らかになってきますが、雪解けの遅れによる作業遅延のみならずハウスの修理、片付け、建設による新たな作業負担による出荷計画変更等が予想されます。
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