先日、e-Taxのお知らせが申告書と共に送られてきました。手続きさえすれば、自宅で居ながらにして確定申告や申請手続きがオンラインで可能になるとのこと。
これはやらねば損損、というかおもしろそうなので、申請書を記入。さて、出そうかな、というところでふと考えました。e-Taxソフトが送られてくると書いてあったけど、これってMacにインストールできるのか?
ところが、どこ見ても書いてないんですね、利用環境が・・・。パンフレットはもちろん、ホームページにも「インターネットにつながる環境が必要です」とはあるけど、パソコンの使用環境がないんです。でも、探しに探した結果見つけました。よくある質問(Q&A)に・・・・
(以下、全文が国税庁のe-Taxのホームページからの引用です)
問.e-Taxを利用する場合のパソコン等のシステム環境(推奨環境)を教えてください。答.e-Taxの利用に当たっては、インターネットを利用できる環境と、税務署から送付されるe-Taxソフトを使用するために必要なハードウェア、Microsoft Windows及びInternet Explorer 6.0 以降のWWWブラウザが必要になります。
なお、e-Taxへの対応機能が付加された市販の財務会計ソフト等が推奨するシステム環境については、e-Taxソフトと異なる場合がありますので、推奨環境については会計ソフトの販売元等にご確認ください。
(参考)
e-Taxの利用に当たり、e-Taxソフトについては、ハードウェア、オペレーティングシステム(OS)及びWWWブラウザに関して、次のような環境を推奨しています。ハードウェア
CPU:MMX Pentium 266MHz以上(又はその相当品)
メモリ:96MB以上
ハードディスクドライブ(HDD):1GB以上の空きエリア
画面解像度:1024×768以上
オペレーティングシステム(OS)
次のいずれかが必要です。なお、いずれも日本語対応版であることが必要です。
Microsoft Windows 98 Second Edition 以降
Microsoft Windows Me
Microsoft Windows NT Workstation 4.0 SP6 以降
Microsoft Windows 2000 Professional
Microsoft Windows XP
必要となるブラウザ
Microsoft Internet Explorer 6.0 以降
(以上、引用終わり)
こんな重要なことをQ&Aにしか書いていないのもおかしいし、だいたいなんでWindowsだけなんだ?なんでInternet Explorerだけなんだ?マイクロソフト製品だけじゃないか!!国を挙げて一企業をバックアップして良いのか?
総務省はe-Taxに限らず、政治資金収支報告書の閲覧にもWindowsのプラグインを必要とするし(この元ネタは三重大学教授奥村晴彦先生のHPからです。)、マイクロソフトと運命を共にして良いのか?
危ういぞe-Japan構想。
というわけで、私も早速、総務省に苦情を出しました。
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