例年に比べ雪解けが遅れていましたが、やっと春の使者の訪れです。
すぐ近く(美唄市)には国内で13番目のラムサール条約登録湿地である宮島沼があります。ここは例年、ハクチョウやマガンなど水鳥の渡りの寄留地となっており、雪解け後の田んぼに落ちもみをついばみに来ます。
月形はこのあたりで雪解けが一番遅いため、鳥たちにとっては最後の餌場となっています。ここでお腹を十分に満たした後、オホーツク海を越えカムチャッカ半島やシベリアへと旅立ちます。
そして秋には新しい家族を伴い、今度は南下のための寄留地になります。
われわれは暖かくなってホッとしているのに、彼らにとっては避暑地への旅立ちだなんて、よっぽど暑がりなんですね。まあ、年中ダウンジャケットを着ているんだから当たり前か・・・
北帰行
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