2006年8月アーカイブ
昨日、今日と連日の真夏日到来で北海道も夏本番です。
月形の平年の真夏日数は1日なので、今年は平年を上回ってしまいました。6月、7月の天候から今年は冷夏の予感がしていたんですが、きっちり帳尻を合わせてくれました。本州に比べれば風もそこそこ吹くので、爽やかなんでしょうけど・・・
こんな気候だとメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)がちょいとかわいそうです。25度以上になると枯れるといわれていますので、コリャ冷やさなきゃ!冷やさなきゃ!
というわけで、クールミスト(住化農業資材)の出番です。これはチューブに細かい穴が空いていて、ここから水が細かい霧状に噴霧されます。
ふつうは植物を濡らさずに気温を下げるためのものなのですが、メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)は葉の表面に毛がたくさん生えているので、こういった空中の水分や雨水をしっかりとらえてくれるので表面温度も下げてくれて一石二鳥です。
もちろん中に入ると人間も気持ちいいです。
8月の上旬なのにスカビオサが開花してました。7月の中頃に花芽が上がっているのは分かってたんですが、こんなに早く咲くとは思いませんでした。
いつもなら中旬頃に最初の花が咲くんですが、今年は苗が良くできていたことと、このところの干ばつで早く咲いたんでしょうね。
とはいえ、まだ最初の一本ですから、出荷できるようになるにはまだまだかかりそうです。8月下旬頃かなー。
スカビオサは露地に植えているんですが、7月半ばまでは比較的雨が降ってくれたので、ほとんど灌水の必要はありませんでした。株も大きく育ってこれならもう灌水の必要はないだろうと、灌水設備を片付けたんです。そしたら、7月中旬からまったく雨が降ってくれない。おーい頼むぞ、雨をくれ!!
明日は雨の予報が出ていますが、本当に降ってくれるんでしょうか?埃っぽいし、スカビオサもちょいとかわいそうです。
ご無沙汰でございます。
8月に入り、ようやく輪菊(岩の白扇)の出荷を開始しました。
今年は融雪の遅れから定植が遅れ、また定植後も天候が不順だったため、開花が遅れてしまいました。通常、お盆まででほとんど出荷終える予定でしたが、今年は20日過ぎまで出荷がずれ込みそうです。
例年、相対取引していた量販にも迷惑を掛けることになりそうで残念です。今までは量販に納める分は個撰品扱いだったのですが、今年から下位等級品も「月形の花」の共撰品として扱うことになったので、他の方の出荷にも期待しています。
昨日、札幌の市場へ行ってきました。本州の産地からは潤沢に入ってきそうな状況のようで、われわれの出荷の遅れはまったく関係ないようでした。
ということは、今のところまずまずの単価も、来週にはがくっと下がってしまうのかな? でも、産地も市場も花屋も本音を話さないので、いざふたを開けてみないと相場は分からないんですよね。まあ、良いということは無さそうですが・・・
彼岸向けの輪菊は順調に生育しています。これから電照を切って花芽分化を促します。目標は9月15日です。
これからは短くても、頻繁に更新して行きたいです。
"行きます"と書かないところが、もしものときの伏線を張っています。
よろしくお願いします。
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