北海道日本ハムファイターズの優勝パレードをテレビで見た。紙吹雪舞い散る中、優勝の瞬間の感動が今でも思い起こされるが、札幌にはまったく雪がない。ここ月形は昨日より降り続いた重い雪に覆われ、一面の銀世界へ早変わり。
木々にも雪が積もり、落葉樹は小さな身を残し、葉は全て落としている。カッコウ、チゴハヤブサなど夏にはたくさんいた鳥たちもいつの間にか何処かへ旅立ち、カラスやスズメの姿を残すのみになった。
なにげに散歩していると、ガサゴソとなにやら鳥の影、木々の間からアカゲラの姿が。春にはドラミングで美しい音色を奏でていたところまでは気づいていたものの、その後は行方知れず。久しぶりの出会いにしばし足を止め見入ってしまう。
近所のご老人が、
「どうした?電気の調子でも悪いのかい?」
上の方をじろじろ眺めていたので電線に何かあるのかと不思議に思ったのだろう。
会話を終え眺めてみると、アカゲラは既に何処かへ去っていた。
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