知的生産の技術

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 昨日から吹雪が続き吹きだまりができていたので、今年初めての除雪を行った。現在もまだ吹雪いている。積雪は70cmに。
 除雪の後、明日の出荷を前にラナンキュラスの花切りと撰花を行った。昼に市場へ出荷事前情報をメールで送った。
 今日はこの後月形花き生産組合の役員会と新年会。


 昨日、月形町図書館へ行った。小さいながらもかゆいところに手の届く図書館で、結構掘り出し物が見つかったりする。
 他のブログで取り上げられていて、いつか読んでみたいと思っていた梅棹忠夫著「知的生産の技術」があるのを見つけ、早速借りた。
 この本は1969年7月発行ということで40年ほど前に書かれたものであるが、その内容に驚かされた。

「はじめに」の中で、

「今日は情報の時代である。社会としても、この情報の洪水にどう対処するかということについて、さまざまな対策が考えられつつある。個人としても、どのようなことが必要なのか、時代とともに繰り返して検討してみることが必要であろう。・・・(中略)・・・ 今日では、情報の検索、処理、生産、展開についての技術が、個人の基礎的素養として、たいせつなものになりつつあるのではないか。」
とある。

 これはまさに現代のこととしてもピッタリ当てはまるではないか。時代が必要とする素養は40年間変わっていない。変わったのは道具だけということなのか・・・。

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このページは、宮下勇作が2007年1月10日 14:44に書いたブログ記事です。

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