2007年6月アーカイブ

芽かき

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 菊の芽かきが始まりました。
 芽かきとは残したい芽(本芽)の周りにあるわき芽を摘む作業です。芽かきを行わないとスプレー状になってしまいます。この作業を行うことで一輪菊が誕生します。ただし、誤って本芽を落としてしまったら、その花は終わりです。

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 今日(日が変わって昨日)は合同研修会が岩見沢市の情熱フラワー主催で開かれた。
 岩見沢市栗沢町の農家を二軒視察した後、岩見沢バラ園色彩館に移動し、「松尾太一。」氏によるデモンストレーションが開かれた。
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 用意した花材はブルーレースフラワー、ホワイトレースフラワー、アジサイ、ラワンブキ、カスミソウ、スモークツリー、ダリア、ヒマワリ、アリウム(単頂)、竹、ラムズイヤー。
 古畳にオアシスを取り付け、そこに花材を指していく。また、オアシスの代わりに紙粘土を取り付け、そこに試験管を埋め込み花材を活けていく。
 従来のフラワーアレンジメントとは異なる斬新なパフォーマンスだった。氏の言う花の価値が単価に反映されれば生産者も元気になると思うのだが、なかなか上手くは行かない。
 花屋さんの欲しいもの、生産者の作るもの、上手くマッチングできるのは市場の役割だと思う。単に量を裁いたり、値段の折り合いだけでなく、花の姿、形、長さといった花の価値を花屋さん・消費者に伝えていけるのか。また、それをどう生産者に伝えるのか。現在のところ市場の役割はまだ十分ではない。

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 こちらは参加者からのひとことの時に取った一コマ。主催の情熱フラワーの関係者およびClub-Doを初めとする来賓の皆様、ありがとうございました。

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 ピンクに続いて赤(スカーレット)も咲きました。
 スキゾスティリスを代表する色なので、鮮やかで見事です。
 直径は10cmほどの大きさ。この時期は一つの花の寿命は2~3日が限度のようです。


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 株分けした苗の植え場所がなくなったので、スカビオサの圃場を間借りしました。どっちが勝つかな?

株分け・補植

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 先日、スキゾスティリスの草取りをしていたら、草といっしょに株の一部を抜いてしまった。基部をよく見てみると根が付いていて株分けができそうな雰囲気だった。
 色々調べてみると、種子や球根で繁殖させるより、株分けで増殖させる方が早くて確実なようだ。
 そこで早速、枯れて歯抜け状態になっている場所に株分けしたものを補植した。これが上手くいくなら、わざわざ種を買って育てる必要がないので、今後が楽しみだ。
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 このハウスは雑草が異常に多いので、取ってもまたすぐに生えてくる。また、草取りが必要なようだ。 

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 今度は赤(スカーレット)が咲きそう。

花弁が3枚しか・・・

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 メコノプシスが開いた。昨日はよくわからなかったが、よく見てみると花弁が3枚しかない。
 4枚~6枚が普通なんだけど3枚は初めてだ。遺伝的にも固定されているわけではないので、色々なのが出てくるようだ。

ミイラからの復活

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 先日、吸水のため冷蔵していたラナンキュラスを出庫した。吸水開始時はミイラ状態だった球根が吸水してパンパンに膨れていた。この後常温に置いて芽出しをさせてから、再度冷蔵処理を行う。

ようやく3輪目の開花

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 6月下旬になって、やっとメコノプシスが3輪目の開花をした。それも最初に咲いた株から別の花芽が上がってきて咲いたものだ。今回の花は色も濃い青色で見事だ。まだ花弁が十分に開いていないので、中を見ることができない。
 他の株も葉は十分大きくなってきているのだが、花芽が見当たらない。今年のものにはならないのか?

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 今年は月形花き生産組合として「月形の花」を徹底的に売り込む。市場のみならず買参人、消費者に向けていくつかのフェアを予定しています。
 本日、その第一弾として、札幌花き園芸市場にて金山組合長によるマイクパフォーマンスおよび保冷スペースでの花展示を行いました。
 共撰品目のナデシコ(ダイアンサス)を中心にカーネーション、金魚草他を週末まで展示しています。

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朝方(18度)
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夕方(18度)
      ↓
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朝方(17度)
      ↓
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昼前(20度)

 スキゾスティリスは朝開花し夕方閉じる。正確に言えば、暖かくなって開き、涼しくなると閉じる。
 この開閉運動は傾熱性(温度傾性)といい、花弁基部の温度変化によって引き起こされる。
 傾熱性の代表的なものはチューリップやクロッカスがあるが、ラナンキュラスも同じである。温度反応は花の種類によって異なる。
 ただし、観察していると、午後になると気温が高くても閉じ気味になることから、温度だけの反応では無さそうである。

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 スキゾスティリスの草取りをしようとハウスに入ったら、一つだけ咲いていた。昨日までまったく気がつかなかった。周りを見渡しても他に咲きそうな蕾は見当たらず、これだけが狂い咲きしたようだ?秋から冬に咲く予定だったのだが・・・
 播種したのは一年半前。定植したのが一年前だから、待ちこがれた人に会えた気分であった。
 午後になったら閉じ始め、夕方には完全に閉じてしまった。明日はどうなっているのだろう?
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