登山では水の確保が重要なポイントである。北海道では雪渓の雪解け水を利用するのがほとんどであるが、降雪が少ない年は沼のため水を利用することになる。
また、北海道ではキタキツネによるエキノコックスの汚染が進んでいるため、水は煮沸するか濾過する必要がある。
炊飯用の水は煮沸するので問題ないが、行動中に飲む水をいちいち煮沸するのはガスの消費が激しく、また時間がかかるのが問題であった。
そこで携帯浄水器スーパーデリオス(写真)の登場である。中空糸フィルターで大腸菌やエキノコックスなどの細菌、原生動物などを濾過してくれる。
500ccの水を30秒ほどで濾過できる。一つで200リットル濾過可能なようだ。災害時にもこれがあれば風呂水でも何とか飲み水にできそうである。
久しぶりにネットで調べていたらスーパーデリオスがバージョンアップしていた。その名もドリップデリオス。従来のスーパーデリオスよりも大容量の濾過ができるようで、今のが寿命を迎えたらこちらに乗換だ。
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