携帯トイレ

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 登山をするにあたり、水と同様にトイレは重要な問題である。

 特に、北海道の山は山小屋の設置が少なく、最近は麓の登山口にトイレが設置されることが多くなってきているが、山中や山頂ではトイレの設置カ所は数少ない。

kurodakebiotoilet.jpg

kurodakebiotoilet2.jpg kurodakebiotoilet3.jpg

 大雪山系黒岳山頂下の黒岳石室に設置されているバイオトイレ。
 便槽にはおがくずが入っており、ペダルを漕いで撹拌させることで速やかに分解される。


tomurausibiotoilet.jpg
 トムラウシ短縮登山口にもバイオトイレが設置されているが、これ以降トイレはない。

 山は有機物の汚染がきわめて少ない場所である。ゴミを捨てることはもちろん、し尿を垂れ流すことで、植生に影響が出たり水質の悪化にも繋がる。
 したがって、山で用を足そうとする場合は携帯トイレが必須である。
 
 食料を持ち山へ登り、同じ重量を持って降りる。これが山を長く楽しむ基本である。
  

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このページは、宮下勇作が2007年8月19日 22:27に書いたブログ記事です。

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