「GLOBALBASEプロジェクト」という地図や衛星写真を閲覧するオープンソースな取り組みがある。
色々な地図データや衛星写真をつなぎ合わせてCosmosというブラウザで見ることができる。
Google Earthが同じような取り組みを行っているが、一方が企業によるものであるのに対し、こちらは誰でもが参加できる取り組みだ。
地図データは国土地理院の地形図のように既成のものもあるが、自分たちで自分たちのまちのデータを作ることも可能である。
技術的に知識的に自前のデータ作成は簡単とは思えないが、データを満たす基準はいたってシンプルだ。
1.データは特定のサーバーではなく自身のサーバーにアップロードする。
2.ベースデータが特定の企業や団体に依存していないこと。
3.システムはオープンソースで誰でも変更可能であること。
WWW(ホームページ)がキーワードでつながっているのに対し、GROBALBASEは地理的につながる。ある点の情報を集めるには非常に分かりやすいシステムであるとも言えそうだ。
WWWがそうであったように、GROBALBASEの成否もコンテンツの充実が鍵を握っている。そのためにはだれもがプロジェクトに参加しやすいシステム作り(環境設定)をいかに進めるかが重要である。
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