年末になると忘年会が目白押しとなる。それはサラリーマンに限らず農家にとっても所属している団体や地域でそれぞれ開かれる。
今日は地区の農家で組織する農事組合の忘年会を行った。この地域は農地としては一等地だが、近年離農する農家が相次ぎ、通い作として周辺の地域から通って作付けする土地が増えた。そのため、現在私の地区で農業を営農している農家は4名。10年前に比べて半減した。忘年会もOBを入れても寂しい限り。
年代を越えた交流ができるのは農村の魅力であるが、ここまで農家が減ってくると地域としての農村維持が厳しくなってくる。
いずれは農事組合の合併もしなければならないが、どこも状況は同じこと。結局は組織の上に新しい組織を作る階層になるだけで効率的になるわけではない。
過疎の町のもつ悩みの一つだ。
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