2008年2月アーカイブ

 この度、いわゆるふつうのHTMLサイトだった月形の花のサイトがWordPressを入れてPHP化されました。

tsukigatanohanasite.jpg

 昨日、アクセス解析を見ていたら、Googleを初めとする検索エンジンからのリンクがいくつかありました。実際にクリックしてみると、「404 Not Found」の表示が出てサイトが表示されないことが分かりました。

error404.jpg

 考えてみれば当たり前のことですが、今までhtmlファイルへリンクされていたものが、実際はPHPファイルになってしまったため、リンクが無効になってしまったという訳です。
 そのため、早速、該当ファイルを引っ張り出して、PHPファイルに転送する設定を行いました。

transfer.jpg

 きちんと移行させるには、もう少し準備が必要だったようです。

dolipo_review_8228_13.jpg

 ネタフルで取り上げられていた話題です。

 dolipoというソフトを入れ、プロキシに必要な設定をするだけで、ブラウザーでのネット閲覧が高速になります。
 Mac限定ですから、Winの方はインストールできません。
 言うなれば、キャッシュを高速化してくれるソフトのようです。

 mixiなんかが高速になり、特に、ニコニコ動画やYou Tubeなどの動画系サイトの閲覧は顕著です。

 私の場合もそうでしたが、iDiskが場合によってはつながらなくなる人もいるようですので、その時はプロキシを使わないホストとドメインにidisk.mac.comを追加してやればいいようです。

 10.4(Tiger)移行をお使いの方はお試しあれ。

アップルストア札幌

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20080226.jpg

 この日曜日にアップルストア札幌へ行ってきました。一昨年に開店して以来、初めての訪問です。

 中に入ると真っ先に目に飛び込んできたのはMacBook Air。確かに薄い。末端が薄くなっている形はさながら「白い恋人」のようでした。

 他にiPodやiMacがずらりと並んでいて、子ども達はヘッドホンを耳にiPodを操作していました。子どもでも理屈なしに操作できるあたりは、直感的な操作感であることの証明なのか。
 
 普段はMacBookの小さな画面になれているためか、iMacの20インチディスプレイには感激しました。
 これだけ画面が大きいと、ブラウザ一つ見ても雰囲気が違って見える。Yahoo!のページはこんなに大きかったのか?とか、普段スクロールしないと見えないものも一目で確認できるのは便利ですね。

 同じお金を使うなら、MacBook Airの携帯性はMacBookで我慢して、その分iMacの機能性を取りたいですね。これなら作業効率がよさそうです。

 そんなこんなでいろいろいじり倒していたら、あっという間に時間が経ってしまいました。調べ物をするにもいいところですね。Appleには悪いですが。

暴風雪被害

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 一昨日から昨日にかけての暴風雪は広範囲に影響をもたらしているようだが、月形でも地域的にビニルハウスの破損などの被害が出ているようだ。
 道路自体が雪の壁と一体になり真っ平らになってしまい、除雪もままならず今日になっても復旧していない町道があるとのこと。

20080225-1.jpg
こんな感じに除雪されていたのだが、

20080225-2.jpg
風上側の通路は雪が吹き溜まり、ほとんど埋まってしまった。


 昨日から予定していた、役員による道外市場廻りもその影響で3月に延期になった。

 月形の花(月形花き生産組合)サイトはサーバー側からアクセス停止の解除が行われ、無事アクセス可能になりました。
 ご迷惑をおかけしました。

403error.gif

 前にも書いたと思いますが、月形花き生産組合のサイト「月形の花」がこの度WordPressを導入して、リニューアルする予定です。

 そこで、現在WordPressをインストールして、ユーザー設定やらいろいろやっていたところ、突然アクセス停止になってしまいました。

 理由は、PHPからのメール大量配信のためでした。大量といっても50通なんですけどね。
 サーバーを替えて現在試用期間中なんですが、試用期間中のメール発信数は一日50通までと決められているらしく、それを見落としていた次第です。

 メール一日50通発信というのもふつうでは考えられないですが、WordPressでユーザー設定をすると、「ユーザ登録されました」通知がメールで届くんですね。メールがたくさん来ているなとは思っていたのですが、まさか停止になるとは思いませんでした。
 別に、今日やらなくてもいい作業だったのに、おかげで必要な作業ができなくて困りました。

 明日から組合長と副組合長、農協職員2名の計4名が市場廻りに出かけます。
 本当は、少しでも新しくなったサイトをお土産にしてもらおうと考えていたのに、返って逆効果になってしまいました。

 それよりなにより、月形の花のサイトにアクセスして、拒否されている皆様ごめんなさい。決してサイトがなくなったわけではありません。
 ここで言っても通じないのは分かっていますが、明日か明後日にはきっと開通すると思います。再度のご訪問お待ち申し上げます。

 最近の農業事情は、中国のオリンピックバブルによる鉄骨の高騰、原油の高騰の影響をもろに受け一層のコスト高の状態だ。
 肥料も農薬もビニルハウスのビニル、トラクターの燃料、暖房、細かな資材などほぼすべてが石油由来の商品ばかりだ。

 農業のような一次産業はコスト分を値段に転嫁できない。基本的には価格は市場任せだからだ。例え価格に転嫁できたとしても、私が作っている花は高値なれば真っ先に切り捨てられる商材でもあり、高値を素直に喜べない現実もあったりする。
 結局は、コストをいかに抑えるかロスをいかに減らすかが、収入を増やす決め手になってきている。

 さらに、エコファーマーなど環境保全型農業施策の影響もあって、農薬の使用は減らさなければならない風潮にある。
 もちろん必要ないものは使う必要はないし、農薬一つ取っても農薬代だけでなく散布の手間などのコストが掛かるのだから、人に言われるまでもなくその方向に向かうのは当然である。
 そうして農家全体がレベルアップしていけば、全体の収入もアップすることになる。

 しかし、現実はそう上手くはいかない。
 こういった風潮を狙った商売が栄えることになる。

 「これを散布すれば、虫が寄りにくくなります」
 「これには殺卵効果があります」
 「農薬でないから安心です」
 「100%天然成分です」
 「漢方ですから大丈夫」

 こういううたい文句でいろいろな植物保護材が出回ってくる。登録は肥料登録でありながら、営業は農薬としての効能を謳う、農薬取締法違反まがいのところもある。そして、何よりもこういった資材は高価だ。それほど効果的でないのにも関わらず・・・

 農薬でないから大丈夫というのは、農薬としてカウントされないと言う意味と農薬でないから安全だという二通りの意味がある。

 では、農薬の意味を考えてみよう。農薬取締法の定義では、

「農薬」とは、農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等」という。)を害する薗、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤(その薬剤を原料又は材料として使用した資材で当該防除に用いられるもののうち政令で定めるものを含む。)及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう。

 つまり、農薬とは農産物を保護する目的で使用されるものを指すのであって、化学物質であるとか天然物であるとかは関係ない。まして、農薬登録がないから農薬としてカウントしないというのは本来あるべき姿からはかけ離れていることと言える。

 農薬として登録されるには、効果が高く作物に影響がないことはもちろん、人畜、水産物、環境に対する悪影響を与えないよう、毒性試験や残留試験が行われる。そして、農産物ごとに残留基準が定められた上で登録され使用が可能になる。

 であるから、農薬でない植物保護材を使うということは、効果が足りないかあるいは人畜、環境に対する基準が全くないものともいえ、環境調和型農業に逆行しているとも言える。天然物だから安全かどうかは、身の回りの天然物を見回してみれば一目瞭然である。

 無農薬だから、有機農産物だから安心・安全であるとよく言われる。本当の安全は総合的に判断しなければ絶対に分からない。農薬は基準通り正しく使えば危険なものではない。むしろ、基準のない資材を使うものの安全を疑った方が賢明であるし、なにより安心できない。

 われわれ農業者の使命は、環境にできるだけ負荷を与えずに安全な農産物を消費者に届けること、そして農地を未来のために保全することにある。
 時代の流れに形だけ乗っていれば、補助金は当たるのかも知れないが、それではもはや農業者ではない。
 安全の定義は難しいが、少なくとも、農薬を使わずに、怪しい資材を使うことではその使命は果たせない。

 近い将来に訪れると予測される食糧危機。農業者は減少の一途を辿る中、食糧と農地を確保して行くには、農業者ばかりでなく消費者も正しい知識を持った行動が必要である

ペレットストーブ導入

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 町内の花農家にペレットストーブが導入された。
 ストーブ本体は全額補助で賄われ、3年間の試験稼働を行うという。メーカーは異なるが、昨年の秋に見た機械からかなりスマートになっている。
価格は270万円ほど。同カロリーの灯油暖房機の9倍である。
 
 恐竜の時代に閉じこめた二酸化炭素を大気中に放出する化石燃料と異なり、木質燃料を使うペレットストーブは、現代の二酸化炭素を吸収して育った植物を原料にしているため、二酸化炭素を増加させない(カーボンニュートラル)。地球温暖化が問題視されている中にあって古くて新しい暖房装置である。
 ペレット燃料はキロ40円ほどで入るというから、カロリーベースで比較すれば、灯油80円/リットルで同等の価格になる。現在は92円/リットルほどであるから、コスト面でもメリットがある。

pellet20080219-2.jpg

 ペレットストーブと一口で書いたが、実際は灯油ストーブとのハイブリットである。
 その理由は、まず、点火するために少量の灯油を使う。そして、初期燃焼で暖房が得られるのに15分ほど必要なため、設定温度を保つには瞬発力の高い灯油の力を借りる必要がある。三つ目の理由は万が一のバックアップである。

 ペレット燃料と灯油をどの程度の割合で消費するかは、ペレット、灯油それぞれの設定で変更可能であるから、3年間の試験期間の中で多くのデータを収集できるものと思われる。

pellet20080219-3.jpg

 内部の燃料タンクは150kgの容量であるが、1時間に8kg程のペレットを消費するので、これだけで約20時間弱の燃焼が可能である。
 さらに外部に容量1.5tのタンクを設置してそこから内部タンクに電動供給することで、いちいち燃料を運搬する必要はない。

 いずれにしても、導入実績がまだそれほどない中での稼働であり、今後試行錯誤が必要になってくる場面が考えられる。
 木質燃料はカーボンニュートラルで二酸化炭素を出さないと書いたが、実際は材料の加工や運搬には化石燃料を必要としている。いかに加工・運搬時の化石燃料を減らすことができるか、そして、ソフト面だけでなく、本体の価格をどこまで下げられるかが、今後の普及の決め手になってくる。

本屋 vs Amazon

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 最近は本はもっぱらAmazonで買うことが多く、本屋さんは暇つぶしに寄ることくらいしかなかった。それに、本屋さん自体も昔に比べてかなり減ってきていて、それも足が遠のくきっかけにもなっていた。

 Amazonは1500円以上なら送料無料で配送してくれるので、なかなか買いに行けない時にはとても便利なのであるが、本の名前が分かっていないと買えないのが難点である。
 もっぱら最近はブログの書評やAmazonの評判を見て買うことが多いのであるが、人の書評が自分の興味に必ずしも会うとは限らない。
 また、それだと思いがけない出会いをすることができない。

 昨日は待ち合わせの時間がかなりあったので、ゆっくり本屋さんで物色することができた。タイトルを見て気になった本を片っ端から立ち読みする。結局、1500円の本を一冊買うことにした。

 その後、さらに時間があったので、ブックオフに行くことにした。
 こちらは古本屋であるから、それこそ掘り出し物の宝庫である。狙い目は105円の本である。かなりの時間籠城して10冊ほど買うことにした。それでも1050円である。定価なら1万円弱は掛かるだろうから、リサイクル万歳である。

20080217.jpg

 街に出たついでにドコモショップへ寄って、今まで使っていた携帯電話を引き取ってもらいました。ACアダプターも一緒に。

 その場で係りの方がメモリーの消去を行ってくれて、その後は穴を開けて使えないようにしますと説明がありました。
 帰りに回収協力のお土産にクリップとウェットティッシュをもらいました。

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