2008年6月アーカイブ

 先週の金曜日に北海道花き青年連絡協議会の合同研修会が開催された。
 名前は硬いが、要するに月形、当別、情熱フラワー、新はこだて、新篠津の花組合に属する若手生産者の交流会である。

 私自身は若手とか青年部という歳でもないのだが、辞めろとも言われないし、居れば会費要員として役立つので居続けている。

 今回は払った会費分を取り戻すべく、うそうそ!本当は情報収集と他産地の若者のエキスを吸い取るために参加した。
 こんなこと言ってることからして、オッサンだなー。

 今回の幹事は当別。当別の青年部員の圃場を3軒視察した後、札幌に場所を移して、日貿の渋谷氏による講演と参加者の情報交換会、懇親会が行われた。

 情報交換はやはり暖房費高騰の対策と作型についてが主になった。
 灯油暖房から薪ストーブなどの新方式(?)の暖房機に変更したり、作型を暖房の必要ない時期に変えたり等。

 暖地の産地は出荷期を延長してくるが、われわれは出荷時期を拡げることはできない。むしろ出荷時期を縮小せざるを得ない状況にある。

 これからどう生き抜いていくのか、しっかり選択が必要だ。

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 大田花きにての産地フェアは今日の昼に無事終了しました。
 
 月末ということもあって、昨年に比べて少ない人通りでしたが、多数の方々に協力いただいて産地PRおよびアンケート収集を行うことができました。
 
 今回はアンケートをできるだけ対面で取るようにして、アンケート内容以外にもさまざまな貴重な話しを伺うことができました。今回得た情報もさることながら、今までブログ上でしか面識のなかった木原さんや金藤さんともお会いすることができ、とても有益なフェアになりました。
 工夫するべき所はまだあると思いますが、継続するべき所は継続してさらなる産地PRに繋げていきたいと思います。

 最後になりましたが、セッティングを初め、多くの助言を頂いた大田花きの皆様、場所を提供していただいた大森花きの皆様、また、朝の忙しい中、アンケートにお答え下さった皆様、本当にありがとうございました。
 そして、「おはようトマト」を提供していただいた月形町にも感謝いたします。

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産地フェア準備

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 明日の大田花き産地フェアに向けて、準備をしてきました。
 朝から月形の花をPRし、アンケート取りを実施してきます。

 6月23日(月)は東京の大田花き東日本板橋花きにて「月形の花」のPRを実施します。

 生産者と農協担当者8名で明日出発し、準備に向かいます。
 各市場に4名ずつ分かれて、大田花きではセリ前挨拶および、1階仲卸通りの大森花き前にて花の展示とアンケート取りを実施予定です。

 私は大田花き担当です。

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 今年もラナンキュラスの球根の掘り上げ時期になった。この時期になると地上部が枯れ上がり、球根が充実してくる。
 
 地上部を切り取り、付いている土を払い、球根をほぐす。そして、水で洗い、殺菌剤で消毒して、十分乾燥させた後貯蔵する。


 10年前からラナンキュラスの栽培を始めたが、今でも栽培しているのは皆10年前のクローンである。一時、球根の腐敗により全滅しかけたが、何とか持ち直し今に至っている。この秋そして11年目へ向けての貴重な資産である。

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 今日は月形花き生産組合青年部の町内視察と焼き肉バーベキューが行われた。

 視察先は我が家と隣の鈴木君の2圃場だった。生憎の雨だったため、視察の参加者は少なめであったが、焼き肉バーベキューは盛会だった。
 準備していたコンロでは足りなくなって、急遽準備し直したほどであった。
 
 特に女性と子どもの参加者が多く、久しぶりに華やかで活気ある焼き肉になった。
 まだまだ小さい子どもを見ていると、自分が子どもを連れてきた頃を思い出し、過ぎた月日を改めて感じさせられた。

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 もう一週間ほど前のことであるが、先週の12日に札幌花き園芸主催で行われた「フラワーセミナー」に参加してきた。

 「市場の機能」と題した基調講演の後、生産(農家)、流通(市場)、販売(生花店)の代表者によるパネルディスカッションが行われた。

 テーマが定まっていなかったこともあって、3者それぞれが主張しっぱなしになってしまったのは残念であった。

 生産者はコスト高と価格アップを、生花店は供給の安定化・小ロット化を、市場は情報の提供とさらなるコミュニケーションを訴えていた。

 生産者の立場で言わせてもらえば、これ以上の小ロット化は運賃や包装資材費の面から無理であるし、環境負荷も大きくなる。
 今までは小分けして販売していた市場も、最近はコスト的に厳しくなったのか箱売りするようになってしまった。


 生花店が小ロットを希望する気持ちも分かるし、市場はセリ販売にネット取引が導入され、ますます忙しくなって大変なのも分かる。しかし、この3者でようやく一人前の花き産業であるのだから、それぞれが勝手に主張していても何も解決にはならない。

 市場のパネラーである大田花きの磯村社長が言うように、
「仲卸や生花店には必ずあなたのバケツが用意されている。われわれは買参人の情報を開示しているのだから、直接そこと協議して問題を解決してほしい。」

 これしかないのだろうか?
 でも情報開示している市場はわずかである。これからドンドン進んでいくと言うことであろうか。

 フラワーセミナーは主催者の話では、次年度も続きそうな感じである。アンケートには、次回からは参加者全員が参加できるような、小グループでの開催を希望すると記した。
 

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 秋出しのブルーレースフラワーの播種を行いました。
 もう10年ほど前に作って以来、久しぶりの栽培になります。
 セリ科の植物ですが、ラナンキュラス(キンポウゲ科)のようなタネですね。

 明日は青年部の町内視察があり、うちの圃場に来ることになっています。

迷惑コメント

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 最近、このブログに関する中傷コメントを妻のブログにしてくる輩がいる。

 このブログにコメントしてくるなら無視や削除、スパム扱いにすれば対処できるが、他人のブログに対してであるため放置できない状況だ。


 原因は、コメントに対して返信しなかったことに怒っているらしく、

「返信する気がないならコメント欄を閉鎖せよ」
とか
「聞く耳を持たなきゃダメだ」
と綴られている。

 まあ、この程度のことは迷惑と言うほどのことでもないが、その前後には品のない中傷文が書かれている。それまでは、友好的なコメントを残していただけに、この変わり様には驚かされる。


 私はコメントに対しては基本的には返信している。だが、当然のことながら、スパムとおぼしきものには無視か削除となる。

 そもそもコメントに返信するかどうかは書き手の自由である。返信しないのが気に入らないなら、コメントしなければいいし、見なければ良いだけだ。それにいちいち注文付けるのも余計なお世話というものだ。
 
 そして、ブログのコメントは記事に関係するものというのが原則だと思うのだが、違うのだろうか?
 記事とは無関係にチャットのごとく自身の様子を伝えてみたり、前の記事のコメントを新しい記事に行ってみたりと、自分のリンクを増やしているだけとも思える振る舞いである。
 つまり、返信したくても返信できないのですよ。内容が無いから。


 いわゆるコメントスパムは意図的に行っているのであるから、即退場宣告しても問題ないが、こちらの場合は無知からくるスパムのように思えるので、とても対処が難しい。
 つまり、ここで出入り禁止にしても、他で同様の迷惑行為をしてしまう恐れがある。現に他人のブログを汚しているし・・・

 こんな話題を記事にすることからして、相手の思うツボだと言うことは分かっている。しかし、同じく花きに携わるものがこんな振る舞いをしていると思うと、ただただ悲しく思えてならない。


 最後に、
 これだけマメにコメント出すくらいなら、人のふんどしで相撲取らないで、ご自身でブログ始めたらいかがでしょう?おっと、余計なお世話だったかな。

 これが、今回の一連の迷惑コメントに対する返信です。だからもう、こことか妻のブログには来ないでね!

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 今日は小6の長男が手伝ってくれるというので、ラナンキュラスの定植を行いました。
 思えば、先月球根を吸水する時にも手伝ってもらっていました。

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