2009年9月27日(日)晴 最高気温20.3度 最低気温4.8度
今日は朝から快晴だが、北向きの風が心地よい気候でした。
現在出荷中のウインターグラジオラスは蕾が色付いた時を切り前にしています。
この蕾は下から上へ順次開花していきます。
ふつうのグラジオラスと同様、開花にはエネルギー(糖分)が必要になります。
圃場にある時はきれいに咲いてきますが、切り花になると上の花色は薄くなってしまいます。
そこで、糖分と抗菌剤の前処理剤を行い、さらに後処理剤、観賞用の水にも糖分を添加する試験を実施しました。
その結果、花の発色が鮮やかになるだけでなく、花の大きさも大きく、また丈もより伸びることが確認されました。
ウインターグラジオラスを長く楽しむためには生産者段階での前処理剤はもとより、生花店での後処理剤、さらにお客様に渡ってからの水上げには
美咲や
クリザールなどを利用して糖分の供給が不可欠です。