天気図を描く

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 中二の息子の冬休みにあたり、ラジオの気象通報を聞いて天気図を描くという課題が出た。話しを聞いているうちに面白くなってきたので、先日札幌の紀伊国屋へ行った際にラジオ天気図用紙といくつかの参考書を買ってきた。
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 今はPCからでも携帯からでもいつでも天気情報が取れるので、みずから天気図を描く必要はほとんどないだろうが、情報の限られた漁業者、登山者がどうやって天気図を作成し翌日の行動へ役立ててきたのかを知ることができる。

 ラジオ気象通報はNHKラジオ第二放送局より、9時10分、16時、22時に20分間ずつそれぞれ6時、12時、18時における観測点の風向、風力、気圧、気温、低気圧、高気圧の情報等が淡々と読まれていく。慣れてくれば地図上に直接データを書き込んでいけるようだが、初心者は一回データを数値で記録してからあらためて地図上に落とし込む。そしてさらに音声自体も聞き漏らすことがあるのでラジオを録音するといいらしい。
 とはいえ、ラジオの録音できる機材がないので、携帯ラジオのイヤホン端子とMacの外部入力端子を音声ケーブルで接続しQTRexというフリーソフトを利用して録音している。QTRexには予約機能もあるので、ラジオさえ繋いでおけば任意の時間に録音してくれる。
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 天気図の正解は気象庁のホームページ上にあるので、見比べてみることで正しい天気図作成の参考にすることができる。放送されたデータを地図に書き込むのは時間を掛ければ終わるが、等圧線をきちんと引くことは難しい。風向きや風向を考慮することである程度は引けるのであろうが、なかなか理解できない。
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 わたしは初めてまだ4日目だが、ようやくデータを聞き漏らすことなく書き取ることができるようになった。直接地図上に描けるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだが、前回描いた天気図と見比べると天気の動きがよくわかって興味深い。
 また、実際に作業を通じてみると気圧や気温、天気など変化に気がつくことが多い。冬の充電期間を過ごすには格好の材料となりそうだ。

 この冬の降雪も少なく推移しており、現在の積雪は12cm。ハウス周りの雪かきは年内は行いませんでした。またほとんどホームページもブログの更新もできない一年でした。果たして来年はどうなることやら・・・
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 皆様、良いお年をお迎えください。

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コメント(2)

こんばんは。
天気図とはまた懐かしい、確かワタクシも学生の頃課題でやった記憶があります。
が、地学と生物はどうも苦手で...理科系なら断然物理が楽しかったです(^^ゞ

今年も無事大禍も無く過ごせてお互い良かったですね。
来年もどうか宜しくお願いいたします。

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このページは、宮下勇作が2010年12月31日 16:05に書いたブログ記事です。

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