ハダニ防除として捕食性天敵が利用されているという話しを聞き、菊でも導入してみることにしました。
本年、月形では普及センターが主体となり、ナデシコ類で実用性の試験を行うことに。話しの流れでわたしもその試験に混ぜてもらえることになりました。
そして今日、アリスタライフサイエンスの方々が天敵のミヤコカブリダニ(剤名:スパイカルEX)のサンプルを持参し設置していただきました。今回の剤は従来販売されているボトルタイプのものをパックに加工して設置しやすくしたものだそうです。
ただし、天敵の性質上、植物の上を渡り歩くことしかできないので、植物体同士が接していないと別の個体へ移動することができません。今回はまだまだ菊は小さく独立した状態なので、移動できるようになるまでは天敵自体を移動させてあげるしか無さそうです。
こんな感じに、棒に取り付けるか植物体自体に設置しました。
6月に入ったら、このサンプルパック以外に従来のボトルタイプの剤も購入して試してみるつもりです。ちなみにボトルタイプは以下のようなモノです。以下はスパイカルEX(ミヤコカブリダニ)ではないチリカブリダニ(剤名:スパイデックス)のボトルタイプです。
おがくずと一緒に天敵のダニが入っていて植物体に振りかけて使います。
ミヤコカブリダニとチリカブリダニの違いについてはまた後日。
お久しぶりです。
天敵農法と聞くと、我々消費者にしてみれば野菜などでは無農薬が期待出来て良いなと思うのですが、
ハダニ対策にダニを用いるのですね。ハダニを退治した天敵のミヤコカブリダニはその後どうなるんですか?
お久しぶりです。
ハダニにはダニを使うようです。ハダニは葉から樹液を吸って葉の色が悪くなったり、花に蜘蛛の巣を張ったりします。
ミヤコカブリダニはエサがあるかぎり植物上で生きていますが、農薬に対する耐性が弱いので、アブラムシなどの防除で農薬を使えば死んでしまいます。生きていたとしても人に対する害はないようです。
北海道は台風が少ないないからいいですね。岡山県北部の農家では広戸風が観測され、ブドウなどが全滅らしいです。ただ、ダニなど細かいことに気遣わなければなりませんね。
さて、少し低圧部の描き方がおかしいので説明させていただきます。まず、低圧部は中心が特定できないものなので原則×印は書きません(クゲール氏は×でなく・にしております)。また、規模が大きめなものになるので、中心の円をもう少し大きめに書いた方がいいです(あれでは熱帯低気圧になってしまいます)。
RYOさん、こんばんは。
なるほど、低圧部に関してはどう書いたらいいか前から悩んでいました。確かに、気象庁の天気図でも×は描いてないようです。次回から気を付けて描いてみます。
失礼しました。説明が少しよくありませんでした。中心部、というか一番内側の円ですね。そこは高気圧のように大きく描くといいです(小さく書いてしまうと熱帯低気圧のようになってしまうので)。