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暑寒別岳登山(前日)

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 菊のお盆出荷が終了した先週末、増毛町と雨竜町にまたがる暑寒別岳へ家族で登ってきました。
 8月に入ってからは比較的晴れ間が続いていましたが、この2日間は今夏の天候を象徴する生憎の天気で、曇り空から時折雨の降る中での登山になりました。
 
 北海道の山には珍しく麓に暑寒荘という山小屋が整備されていて、無料で利用できることから今回は山小屋泊にしました。
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 通常の平日の昼間には管理人さんがいるようなのですが、今回はお盆期間中と言うことで無人になっていました。暑寒荘には15時頃に到着したのですが、我々以外の利用者は皆無で貸し切り状態でした。

 設備は電気は無いものの、水道やトイレはきちんと整備されていました。
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 螺旋階段で2階へ上がると6畳から10畳ほどの部屋がいくつかあり、パーティごとに部屋を選ぶことが可能です。
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 1階は土間になっていて、台所と食堂になっています。
 電気がないので、暗くなる前に早速夕飯を作り始めました。
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 早めの夕飯を終え、部屋でトランプをした後19時頃に就寝しました。

今日も寒い一日

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2009年7月18日(土)曇ときどき雨。最高気温16.8℃、最低気温13.9℃。
昨日の晴天から、今日は朝から曇天。9時ころより時より雨交じりの天気。
最高気温は5月下旬並み。夕方より時より強い雨

芽かき中の菊のハウスを閉める。長袖シャツにつなぎを着るが、それでも寒い。
作業は今日も一日中芽かき。15時より歩美が手伝うが10.5番終わらず。残り0.5ベッド。
スカビオサの切花本数も減少傾向。一日200本程度。


トムラウシ山の遭難事故は軽装備に悪天候、ガイドの判断ミスが重なったもののようだが、今回のルート上ではエスケープルートが取りづらいのも事実。
気温7℃、平均風速20m/s以上であれば、体感気温は氷点下10℃以下に。まさしく冬山の状況である。
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装備は個人任せではなく、リーダーがあらかじめ確認しておく必要有り。そして、最も体力の劣る人、もしくは軽装備の人の体調に留意し、その人(装備)に合わせた行動が必要。パーティーをバラバラにさせないことも必須。
縦走時は常にエスケープルートを描きながらの行動(計画)を。

最終的には、命を守るのは自分自身。
他人任せではなく、自分の体力、実力をよく知り自分自身で進むか否かを判断。


2009年7月17日(金)晴れ。最高気温24.4℃、最低気温12.6℃。
久し振りに朝から終日晴天。だが風は冷たい。

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今日も岩の白扇の芽かき作業。8番ハウス終了。

19時より岡山総合東山氏と懇親会。

昨日の風雨により、大雪山系トムラウシ山付近で多数の遭難事故。
月形中学校で新型インフルエンザによる学校閉鎖。


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 電池が無くても体力があれば・・・
 ラジオ・携帯充電・ライト付き

 山だけでなく、災害時にも必須アイテムです。
 いろいろなメーカーから販売されているようです。 

携帯トイレ

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 登山をするにあたり、水と同様にトイレは重要な問題である。

 特に、北海道の山は山小屋の設置が少なく、最近は麓の登山口にトイレが設置されることが多くなってきているが、山中や山頂ではトイレの設置カ所は数少ない。

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 大雪山系黒岳山頂下の黒岳石室に設置されているバイオトイレ。
 便槽にはおがくずが入っており、ペダルを漕いで撹拌させることで速やかに分解される。


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 トムラウシ短縮登山口にもバイオトイレが設置されているが、これ以降トイレはない。

 山は有機物の汚染がきわめて少ない場所である。ゴミを捨てることはもちろん、し尿を垂れ流すことで、植生に影響が出たり水質の悪化にも繋がる。
 したがって、山で用を足そうとする場合は携帯トイレが必須である。
 
 食料を持ち山へ登り、同じ重量を持って降りる。これが山を長く楽しむ基本である。
  

携帯浄水器

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スーパーデリオス

 登山では水の確保が重要なポイントである。北海道では雪渓の雪解け水を利用するのがほとんどであるが、降雪が少ない年は沼のため水を利用することになる。
 また、北海道ではキタキツネによるエキノコックスの汚染が進んでいるため、水は煮沸するか濾過する必要がある。
 炊飯用の水は煮沸するので問題ないが、行動中に飲む水をいちいち煮沸するのはガスの消費が激しく、また時間がかかるのが問題であった。

 そこで携帯浄水器スーパーデリオス(写真)の登場である。中空糸フィルターで大腸菌やエキノコックスなどの細菌、原生動物などを濾過してくれる。
 500ccの水を30秒ほどで濾過できる。一つで200リットル濾過可能なようだ。災害時にもこれがあれば風呂水でも何とか飲み水にできそうである。
 
 久しぶりにネットで調べていたらスーパーデリオスがバージョンアップしていた。その名もドリップデリオス。従来のスーパーデリオスよりも大容量の濾過ができるようで、今のが寿命を迎えたらこちらに乗換だ。

家族登山

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 14日から15日にかけて盆休みと避暑を兼ねトムラウシ登山へ行ってきた。トムラウシ温泉からさらに林道を入ったトムラウシ短縮登山口からのアプローチである。
 家族登山はここ五年間の恒例行事である。三年前からは山中泊するようになって、荷物が格段に増えた。

 初めのころは子ども達もほとんど荷物を背負うことはできず、親二人がその分背負ってきたが、最近はかなりの戦力になり、特に中二の娘は母親に負けないくらい背負えるようになった。
 その分、それぞれの荷物の負荷をきちんと調節しないと、ペース配分に影響が出てしまう。今回はわたしが律速段階になってしまい、途中で荷物を移動させたりした。

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 途中、ナキウサギの生息地を通る。警戒心が強い生き物のため、鳴き声は聞こえるが、なかなか姿を現さない。

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 また、高山植物も宝庫で、たくさんの種類に出会うことができた。

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 山頂手前の九合目付近にある南沼キャンプ指定地でテントを張った。登山の楽しみは何を置いても食事。この日のメニューはご飯、麻婆春雨、コンソメスープ、ソーセージ、チーズ。炊き方に失敗し、芯のあるご飯だったが、疲れた身体にはやはり美味かった。


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 ここでトラブル発生。何とわたしの登山靴が・・・しかも、両足。

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 次の朝は強風と濃霧。昨晩は星も見事で、ペルセウス座流星群もいくつも確認できたのに一転してしまった。
 この日はトムラウシ山頂を極めてから下山予定だったが、やむなく下山を決意。
 下山するにつれて天気は回復していったが、あと二時間の下りというところで片方の登山靴の底はとうとう剥がれてしまう。そして、あと30分のところでもう片方も。
 最後はスリッパを履いているような状態での下山。親父が一番へろへろ状態だった。

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