キクの最近のブログ記事

や、安い!

| コメント(0) | トラックバック(0)

070727-1.jpg

 菊のあまりの安さに、組合長と農協の担当者二人の計四人で市場に行ってきた。

 菊の入荷量は北海道、東北の前進開花のため多く、物日前ということもあり、単価低迷しているということであった。しかし、本州ものはそれほど増えているわけではなく、本格入荷は週明けということであった。
 ということは来週、再来週になっても入荷量は減るわけではないので(北海道のものは減るけど)、単価を期待できない。ということになるのか?(担当者ははっきりとは言わなかったが・・・というより言えないよなー)
 それでも、「来週末からは盆需要が動き出すので、ちょっとはましになりそうだ。」とは言っていた。気休めにね。

 それでも、量販からの注文が入ったのは朗報だ。1日から10日まで相対を組んだ。


070727-2.jpg

 セリ台の前で睨みつけるように見ていたからか、それともセリ前にゴネたためか、頑張って売ってくれたおかげで水曜に比べれば大幅単価アップだ。
 とはいえ、例年の単価にはほど遠いものだ。
 酷いー悪いーやや悪いーふつうーやや良いー良いー凄い
てな具合に単価を示せば、「酷い」が「悪い」になったというところか。コリャ、毎回セリを見に行かなきゃだめかな?

 菊ばかりでなくユリの値段も酷かった。元手がかかっている分、菊より悲惨な状況だ。


070727-3.jpg

 月形に帰ると、集荷場で農協の職員の方々が、夏祭りでのアンケート回答者への配布用花束を作成中だった。われわれのためにありがとうございます。

輪菊町内視察

| コメント(0) | トラックバック(0)

070720.jpg

 今日は札幌の市場(札幌花き園芸)と農協、輪菊(岩の白扇)生産者で岩の白扇の町内視察を行いました。
 輪菊の生産者といっても、今は4軒しかいないため、全生産者宅を巡回し各軒の生育状況を把握しました。

 暖冬の影響か6月の高温が響いているためか理由ははっきりしませんが、総じて全般に開花が早く、お盆前にはすっかり片が付きそうなハウスが目立ちました。

 向こう一ヶ月の予報では、猛暑の予想から一転、冷夏の可能性も示唆されており、本州産地からも順調に出荷されそうなので単価は期待できそうにありません。特別に高値を期待していませんが、暴落だけは避けたいものです。

輪菊初出荷!

| コメント(0) | トラックバック(0)

070717.jpg

 輪菊の「岩の白扇」を今シーズン初出荷しました。
 例年より10日ほど早い出荷ですが、生産者の中では一番遅い出荷始めのようです。これから盆に向けて動き始めます。

 今週はイオン三笠店で切花展示。来週は北海道切花品評会と「つきがた夏祭り」での切花展示・販売会。
 今月は何かと忙しそうです。

菊の花切り開始

| コメント(0) | トラックバック(0)

070713.jpg 070713-2.jpg

 例年より10日以上早く菊の花切りが始まった。とはいえ、まだハシリなので出荷は来週からになりそうだ。
 菊は苗作りを自分で行うため、北海道では低温の影響が大きく作用し、幼若性が強く発揮される。そのため同じ時期に植えた本州産の苗と比べても開花時期は異なる。
 今年は雪解けが早く、定植も早く行えたこと。冬の期間が比較的暖かかったため幼若性の獲得が不完全であったこと。6月の高温も影響していると思われるが、エスレル処理を行わなかったことが一番の原因である。
 例年、幼若性がなかなか切れず、開花が需要期を過ぎ気味になっていた。そこで、盆前に切り上がることを目標に栽培を行った。

 今年は通常の直挿し苗と昨年の切り下株を仕立てたものを作っているので、開花はややばらつくが、8月上旬にピークを迎え、盆前には完全に終了しそうである。

芽整理

| コメント(0) | トラックバック(0)

070704-1.jpg 070704-2.jpg

 9月出荷予定の菊の芽整理を行った。(左が整理前、右が整理後)
 頂芽を摘むと下の葉の腋から芽が出てくる。それを2本に整理した。この後も下からわき芽が吹いてくるので、時期を見て再度整理する。

菊の土寄せ

| コメント(0) | トラックバック(0)

070702-1.jpg 070702-2.jpg

 9月出荷予定の輪菊の土寄せを行いました。土寄せを行うことで発根部位が増加するため根張りがよくなり、生長が活発化します。樹勢が弱ってくると電照していても花芽を持ちたがるので、それを防ぐのが目的です。
 さらに、草を抑えることと、芽の下部の茎に土寄せすることで、株全体が安定するのもメリットです。

070702-3.jpg 070702-4.jpg

 裏の土手の草刈りが終わってきれいになりました。

芽かき

| コメント(0) | トラックバック(0)

070630kiku1.jpg 070630kiku2.jpg
 菊の芽かきが始まりました。
 芽かきとは残したい芽(本芽)の周りにあるわき芽を摘む作業です。芽かきを行わないとスプレー状になってしまいます。この作業を行うことで一輪菊が誕生します。ただし、誤って本芽を落としてしまったら、その花は終わりです。

070630aosagi.jpg

070614hakusen1.jpg 060717hakusen2.jpg

 盆出荷用の菊は順調に生育中。秋の彼岸用の菊は先日摘心(ピンチ)を行った。
 今は夏のような暑さのため、遮光ネットで涼しく管理中。

キク出荷開始!

| コメント(0) | トラックバック(0)

 ご無沙汰でございます。

060801hakusen1b.jpg 8月に入り、ようやく輪菊(岩の白扇)の出荷を開始しました。
 今年は融雪の遅れから定植が遅れ、また定植後も天候が不順だったため、開花が遅れてしまいました。通常、お盆まででほとんど出荷終える予定でしたが、今年は20日過ぎまで出荷がずれ込みそうです。
 例年、相対取引していた量販にも迷惑を掛けることになりそうで残念です。今までは量販に納める分は個撰品扱いだったのですが、今年から下位等級品も「月形の花」の共撰品として扱うことになったので、他の方の出荷にも期待しています。

 昨日、札幌の市場へ行ってきました。本州の産地からは潤沢に入ってきそうな状況のようで、われわれの出荷の遅れはまったく関係ないようでした。
 ということは、今のところまずまずの単価も、来週にはがくっと下がってしまうのかな? でも、産地も市場も花屋も本音を話さないので、いざふたを開けてみないと相場は分からないんですよね。まあ、良いということは無さそうですが・・・

 彼岸向けの輪菊は順調に生育しています。これから電照を切って花芽分化を促します。目標は9月15日です。

 これからは短くても、頻繁に更新して行きたいです。
 "行きます"と書かないところが、もしものときの伏線を張っています。
 よろしくお願いします。

芽かき開始

| コメント(0) | トラックバック(1)

mekakimae.jpg
 芽かき前


mekakigo.jpg
 芽かき後


 お盆に出荷予定のキクに花芽が付いてきました。
 このキク(岩の白扇)は一輪菊なので真ん中の花芽だけを残して、他の花芽(わき芽)は全て取り除きます。この作業を"芽かき"といいます。
 残すべき花芽は一つだけなので、もしそれを誤って落としてしまえばその茎はパーです。花芽同士は隣接しているので、親指を器用に使いながら芽かきを行います。葉も商品の一部ですからそれも落としてしまわないよう注意します。
 芽かきは、花芽が小豆程度かそれよりやや小さいくらいの大きさになった頃に行います。あまり早すぎると本芽や葉を落としてしまったり、きちんとわき芽を取り除けなかったりしますし、遅れると本芽の花首が伸び過ぎたり、わき芽の取り跡が目立ってしまうため、商品価値が下がってしまいます。
 わき芽を除去すると下の葉の基部からもわき芽が出てくるので、順次目立つわき芽を除去します。これを出荷まで続けます。芽かきをしてから3~4週間で出荷できるようになります。

 今度、一輪菊を見る機会があれば花の周りをご覧ください。”芽かき"の跡が分かるはずです。

 他の花の状況もホームページで更新しています。是非ご覧ください。

<<前の10件 12345

カレンダー

<   2011年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちキクカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはインターネットです。

次のカテゴリはスカビオサです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261