以前、RSSリーダーについて書いたことがあったが、今回はRSS作成ソフトについて紹介したい。
RSSはReally Simple SyndicationやRDF Site Summaryの頭文字を取ったもので、ブログやホームページのサイトの要約を記述する規格のことだ。つまり、RSSフィードとはRSS規格で書かれたサイトの要約データのことで、それを配信することで、閲覧者の情報取得を容易にさせてくれる。
一般にブログでは記事を作成することで自動的にRSSフィードも配信されるので、作者があえてRSSフィードを作成する必要はない。そして、RSSリーダーにサイトを登録しておけば、サイトの更新の有無が一目瞭然であり、あえてサイトを開く必要はない。ブログがこれだけ広まったのはその作成のしやすさはもちろんであるが、容易に更新情報を送受信できる点も大きなポイントである。
一方、ホームページはブログよりデザインの自由度はあるものの、更新の有無を確認するには巡回して確認するしかなく、手間がかかるのが難点であった。そこで、ホームページでもRSSフィードを作成し配信しようというのが、RSSフィード作成・配信ソフトである。
RSSを作成する方法は、ソフトで作る方法とgooフィードメーカーのようなホームページ上の作成サービスを利用する方法がある。Mac用のRSSフィード作成ソフトは以下のようなものがある。
History Editor(フリーウエア)
kQEditor(フリーウエア)
UpyoRSSMaker(ドネーションウエア)
FeedMe(ドネーションウエア)
FeedForAll(シェアウエア)
Feeder(シェアウエア)
この中からFeederを使ってみた。15日間の使用期間がついていて、この間は機能制限なしに利用できる。英語版であるため最初は取っつきにくいところがあるが、インターフェースは他のMac用のソフトと似ているので、それほど違和感はない。
RSSはxml形式のファイルだが、画面に文書を書いたりリンクを張るだけなので、特別ファイル形式を意識する必要もない。作成したら、RSSファイルをサーバーにアップロードするだけである。
あとは、ホームページのindex.htmlの<head>~</head>内に、以下のタグを入れておくと、ホームページがRSS対応である旨の表示がされる。
<link rel="alternate" href="RSSファイルのURL" type="application/rss+xml" title="rss2.0" />