2007年5月アーカイブ
10月から出荷してきたラナンキュラスもいよいよ終盤。地上部が大部枯れ上がってきた。花も巻が少なくなってきて、出荷できるものも少なくなってきている。株によっては球根ができはじめているものもある。
秋からの出荷に向けて種まきを始めた。最近はもっぱら球根からの栽培だったため、ラナンキュラスの種を播くのは随分久しぶりのことだ。
球根は球根で来月になれば準備を始めるのであるが、球根を再生産していると、どうしても色目が固定されてきてしまい、スピンアウトした品種に出会うことができなくなってきていた。うちの品種はF1ではないので、種を導入することでいろいろな品種に出会うことができる。どんなものに会えるのか秋が楽しみである。
まずはメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)から。
昨年末に6センチポットに鉢上げしておいたものが、それなりに大きくなったので、先日15センチポットに植え替えた。今のところ順調に生育中。今年の2月に播種したものも4月下旬に鉢上げし生育中。
続いてラナンキュラスは、母の日も終わり日照も長くなってきたためか、株もお疲れモードで枯れ上がり途上。まもなく店じまい間近のようです。
次に、輪菊(岩の白扇)は4月下旬に直挿ししたものと、昨年の据置株を残したものを栽培中。どちらも順調です。
スカビオサは4月9日から播種を始め、一週間ほどで出芽後順調に生育中。
最後にスキゾスティリスは年末から無加温で放任していた結果、草に埋もれてしまっていた。先日、草を除去してやり、再度生き返る。
今年はメコノプシスを少量だが出荷できそうな感じだ。花が咲くのを期待していてください。
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