昨日は月形花き青年部のメンバー数人で、隣の新篠津村の農家を見学させてもらいました。
新篠津村はアルストロメリアの生産では道内有数の産地です。
月形ではアルストロメリアの生産は現在ありませんが、燃料対策や冬期間の栽培についての話しを伺ってきました。
当初は廃油やバイオ燃料を使った暖房の話しを伺うつもりでしたが、新しい燃料の導入は取り止めとなったらしく、今後の燃料価格の推移を見守った後に検討していくとのことでした。
今夏までの燃油高騰で、一時は冬期間の暖房の中止を予定していた農家もあったようですが、今秋からの値下がりを受けて、再開に踏み切っているようです。
内張にいわゆる「プチプチ」を利用しているハウスも見られました。
月形では今冬の出荷は完全になくなります。近隣の産地でありながら、作付けしている品目が違うだけで、対応はまったく変わってしまいました。
変えないことを選択した産地と変えることを選んだ産地。
どちらにしても燃油や資材価格に翻弄されることは間違いないことです。