2007年10月アーカイブ
今日はペレットストーブの現物を見るために旭川へ行ってきた。役場と農協の職員、生産者数名、それに月形にある木質ペレット工場の社員が参加した。
現物は温風ヒーターを想像していたのだが、見せてもらったのは温湯ボイラーだった。
ボイラー本体の大きさはほぼ想像通りの大きさであったが、それに付属する配電盤や排気のファン、煙突部分を総合するとかなり大がかりな設備であった。
デモ機であることを考慮しても、現状の灯油式の温風ヒーターに比べ、4~5倍の設置面積が必要である。
さらに、木質ペレットを貯めておくタンクが必須である。これを外部に設置し、ボイラーに燃料を自動供給する。そのためのスペースも取らなくてはならない。
そして、温風ヒーターの場合は高さがさらに70~80cmほど高くなるようである。つまり、一般的なビニルハウスであれば、センターに設置するしかないということだ。
また、停電後の復旧は自動でないため、手動でリセットボタンを押す必要がある。停電に気づかないときの対処に課題が見受けられた。
次に燃料費の比較である。
木質ペレット(kg当)は灯油(リットル当)に比べて熱量が約半分。ということは灯油の半分以下の値段でなければ、燃料代は下げられないという計算になる。
試算によると我が家で使う灯油代が2560円/日。同じ熱量を木質ペレットで賄うと2520円/日。ほぼ同額という計算だ。
灯油の値段がこれからも高騰していけば、木質ペレットの有利性も見いだせてくるかもしれないが、木質ペレット燃料の輸送や製造に際しても石油が使われているので、その点も考慮する必要がある。
つまり、現状ではコスト削減の目的でペレットストーブを導入するメリットはないということだ。
今回は北海道の補助事業の関係で、無償で導入できることもあり、最終的に導入するか否かは、個人の環境に対する考え方次第である。
ただし、その前提としてペレットストーブは灯油式温風ヒーター10台分の価格である。一般人にはとても手の届かない代物だ。
マツヤマ師が提唱している「花の私情流通」
花は必ず誰かの手から手に渡される特別なものです。とてもプライベートなものであり、個人の想いを抜きにしてはその価値がなくなるようなものなのです。
(中略)
勝手な想いかもしれないけれど、日本のどこかにいる、花にかかわる個人の想いを消費者に伝えてみる。そういう活動をしてみたいと思います。花の私情流通というのは、そんな個人の想いを大事にする活動です。
花を贈る人の想いだけでなく、その花に携わった人すべての想いを、花がメッセンジャーとなって生産から消費へリレーされて行く。
それが付加価値というものか。
昨日ネットで在庫を確認したが、在庫僅少のためオンラインでは注文できなかった。メールで在庫を確認すると、早速見積のFAXが届いた。
取りあえずの在庫はないらしく、今年産の種子を11月か12月に発送予定になっていた。クレジットカードの番号をFAXし注文が完了。
インターネットが開通してからは久しぶりの国際電話(FAX)だった。
それにしても、マイラインになってからは新たな登録や余計な番号を打たなくても良くなり、数年前から見ると大部便利になった。
ただ、セキュリティの面で、メールでの注文は受け付けてはくれず、WebのオンラインかFAXまたは郵送によってである。
安心・安全にはまだまだアナログ通信は欠かせない技術と言うことか。
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