ここ数日の天気でようやく月形らしい冬の景色になってきた。
先週までは道路も乾いた状態が続き、日によっては春間近のような気候になったりもした。
まだまだ雪の量は40cmほどと例年に比べるとかなり少ないが、近郊のスキー場もようやくオープンでき一段落のようだ。
個人的にはこの冬から冬の栽培を取りやめたため、出荷は12月上旬で終了した。市場も明日のセリで今年は最後。それに伴い、4月から行ってきた月形花き生産組合の共同出荷も今日を以て終了した。
今年のシーズンは早い雪融けで幕を開けた。冬の間の燃料費高騰を受けて、生産者はより燃料のかからない作型へシフトしてきたこともあり、出荷本数は昨年に比べて減少した。
燃料のみならず全体のコストが上がっている分、単価で売上減少分をカバーできれば良かったのだが、組合平均では若干のマイナスとなってしまった。
もはやコスト削減は限界の所まで来ている。
来年度に向けてできることは、生産現場では、上位等級品を確実に出荷に結びつける技術・経営力にかかっていると思う。そのためには生産者同士の技術共有が必須になるだろう。
販売に向けては、これと言った決め手があるわけではなく、手探り状態が続く気がする。
ともあれ、一年間お世話になりました。
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