もう一ヶ月以上前のことですが、OSのLion化に備えてアプリケーションもそろそろロゼッタを卒業させようかと思い立ち、手始めにMS Office 2011を購入しました。2008ではマクロが使えなくなったのでこのままマクロは永遠に使えなくなるのかと心配だったのですが、2011で復活してくれて助かりました。
ところが、インストールしてマクロを使おうとすると、以下の表示が。
「Visual Basic for Applicationsがインストールされてません」ってどういうこと!?
標準インストールしているので、インストールはしているはずなのですけど・・・。何回かアンインストールとインストールを繰り返してみたのですが結果は変わらず。うーんどうなっているのだろう?
私の場合、記帳(簿記)の振り分けや出荷記録でマクロを利用しているので、これが使えないとわざわざお金出してMS Officeを使う理由がないわけです。
OSがSnow Leopard(10.6)だからダメなのかと思い、外付けHDDにインストールしたLion(OSX 10.7)にMS Office 2011を入れてみると、これは使える。
Lion(OSX 10.7)にアップグレードしようにもAdobe CSをアップグレードさせないことにはOSをLionにはできません。こちらはなかなか高価なので、簡単には購入に踏み切れません。ググっても同じような症状は発見できないので、ひとまず10.6でマクロが使えない理由をマイクロソフトのテクニカルサポートに電話して訊いてみることに。
テクニカルサポートでもマクロだけが使用できない理由は初めて聞く症状らしく、インストールのやり直しや初期設定ファイルの削除等をやってみましたが、結果変わらず。結局解決に至らずに電話を切りました。
それから一ヶ月ほど経った先日、Adobe CS5.5をなんとか購入できる目途が立ったので、OSをLionへアップグレードすることに。まずはTime machineで内蔵HDDの環境をそっくり外付けHDDにコピーし、そちらにLion(OSX 10.7)をインストール。そしてMS Office 2011をインストールしてマクロが使えることを確認。
いざ、MacBookの内蔵HDDをLion(OSX 10.7)にアップグレード、そしてMS Office 2011をインストール。マクロをオンすると、またあのアラートが・・・
どういうことよ!?
その後、別の外付けHDDに新しくLion(OSX 10.7)をインストールしてMS Officeを入れてみてもこれまた使えない。唯一、最初にインストールした外付けHDDの分が使えるだけです。ただこの環境はもともと内蔵HDDにあったものをそっくり移しているだけなので、内蔵HDDでマクロが使えない事が納得できません。デスクトップなら外付けHDDをメインOSに利用することもできるけど、モバイルじゃそれも不可。
結局、この使える環境をまた内蔵HDDに戻すことに。
起動ディスクから起動させ、ディスクユーティリティの復元機能で内蔵HDDはマクロが使える環境になったはずでした。
しかーし、
もう、いい加減にしろよ!
一ヶ月ぶりにテクニカルサポートに電話しました。
最初の担当者とは別の担当者が対応してくれました。最初のやり取りはあらかじめ問い合わせ番号があったので、それで確認してもらい、今度は新たにクリーンインストールでもダメだったこと。外付けHDDならOKだがそれを内蔵に戻すとダメだということを報告しました。結局言われることは、前回と同様のことで半ばお手上げ状態だったのですが、担当者の一言
「今回の問題とは関係ないかも知れませんが、ハードディスクの名称に全角文字を使用していると不具合が生じることがまれにあります」
え!? それって、まさにわたしの環境がそれです。わたしはHDDにひらがなの名前を使ってました。律儀なことに外付けのHDDもすべてひらがな使いでした。
早速、HDDの名前を半角英数字に変えると、おー!
使えましたー!!
外付けで使えた部分もやはりひらがなを使っていたんですが、それはたまたま不具合のでない綴りだったのでしょうか?
いずれにしてもこんな事でコンフリクトを助長させていたとは、お恥ずかしいかぎりです。
それにしても、マイクロソフト テクニカルサポートの深田さん。Good Job!
ありがとうございました。
コメントする