キク直挿し

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 一昨日から彼岸用のキク(岩の白扇)の直挿し(じかざし)を始めました。直挿しとは未発根の苗を直接ビニルハウス内に定植する方法です。発根苗を定植するのに比べると、根が最初からスムーズに伸びるので、活着も速やかでしっかりと生育させることができます。ただし、発根するまでは水分と温度管理に細心の注意が必要です。発根まではポリで被覆し水分を切らさないようにし、晴天時は遮光をして涼しく管理します。これを発根まで約2週間続けます。
 岩の白扇というキクの品種は夏菊なので、自然条件だと7月に開花してしまいます。ですからこれを秋に咲かせるには電照が必要です。電照によって時期を夏と錯覚させて開花を遅らせます。7月下旬までは当ビニルハウスは不夜城と化します。

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コメント(2)

がんばってますね。
罠にかからずがんばりましょう。
市況楽しみにしています。

いわたさん、こんばんは。
キクは順調に生育中です。
値段はどんなモンでしょうね?

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このページは、宮下勇作が2006年5月28日 17:48に書いたブログ記事です。

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