80対20の法則

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80_20.jpg

 訳あって2冊目の購入である。
 最初に出会ったのは7年ほど前のこと。大田花きの磯村社長のコラムでパレートの法則について書かれていたのがきっかけであった。amazonで初めて買った本だ。

 パレートの法則とは、

投入、原因、努力のわずかな部分が、産出、結果、報酬の大きな部分をもたらすという法則である。

 成し遂げた仕事の80%は、費やした時間の20%から生まれる。逆に言えば仕事に費やした時間の80%は、20%の成果しか生まない。
 企業の売上の80%は20%の得意先から得られる。売上の80%は20%の商品から生まれる。

 このように、投入と産出、原因と結果、努力と報酬には不均衡があるという法則である。80対20というのは概ねそのようになる場合が多いということであって、必ずしも80対20になるわけではない。場合によっては90対10だったり60対40だったりすることもある。

 つまり80の成果を出せる20の投入に注目し、それを拡大したり、20の成果しか上げることができない80の投入を見直すことで、無駄を省いたり、自分の得意分野に集中することが可能になる。

 そして、成功するための10の法則が挙げられている。

1. 小さな隙間に特化し、これだけは誰にも負けないという能力を磨く
2. 仕事をするのが楽しい隙間、第一人者として認められる確率が高い隙間を選ぶ
3. 知識が力であることを肝に銘じる
4. 自分の市場、核になる顧客を見つけ出し、その顧客に最善のサービスを提供する
5. 80%の成果をもたらす20%の努力は何かを考える
6. 超一流の人から学ぶ
7. 早いうちに独立する
8. 価値を創造できる人間をできるだけ多く雇う
9. 核になるもの以外はすべて外部に委託する
10. 資本のテコの作用(レバレッジ)を利用する

漠然と働いていると、時間に、会社にすべて搾取されてしまう。

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このページは、宮下勇作が2008年2月 4日 17:23に書いたブログ記事です。

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