昨日、由仁町のラナンキュラス生産者6名が農協の担当者の方とともに視察に見えた。
昨年の10月にも一度来られていたが、その時は開花前の初期の管理の方法を聞きに来られた。
本州の先進地などから講師を招いて勉強会を開いたり、普及センターとともに試行錯誤されているらしく、温度管理や水、肥培管理、切り前や後処理等について熱心に質問された。
管理方法が私と本州の産地では違うらしく、その辺りで迷いが生じているようであった。
栽培の基本は本州でも北海道でも何ら変わらないとは思うが、同じ時期でも気候条件がかなり異なっているので、一概に同じ管理をしても同じものができるわけではない。
私も今までいろいろ試行錯誤しながら栽培してきているが、教科書通りにやっても必ずしもその通りになるわけでは無い。やはり、その場その場で植物に答えをもらいながら管理していくしかないと思う。
球根が高価なので、失敗できない気持ちも分からないではないが、どこかで自分なりの答えを出す必要が出てくる。それが今年になるのか、来年以降になるのかは生産者次第だ。
月形の雪の量を見て、一冬分以上の雪の量だと驚いていた。北海道と本州の違いを語る以前に、月形と由仁の気候の違いも結構ありそうだ。
今度は、私が由仁を訪問することを希望して、お別れした。