いつでも・どこでも・誰でも

 作れば売れる時代は終わったと誰もが言う。つまり、作りっぱなし、出荷しっぱなしではダメだとは誰もが分かっている。
 しかし、いざPRとなると、忙しいからという理由で消極的になってしまう。PRの大切さは頭では分かっていながら、行動に移せない。優先順位は常に低い。
 そして、矛先を品種選定に向けることになる。しかし、考えることは皆同じであるから、新品種であっても新鮮味は全くない。むしろ、昔の品種が新鮮になったりするのは皮肉である。 

記憶の森をあるくー生産直売

多くは人と人のマネジメントの問題を、品種の問題にすり替えているため、社会との対応ができなくなります。たとえばエコファーマーを取得することさえできない産地、、、、自産地ウェブサイトさえ構築できない産地、、、はひとつの社会対応ができない産地事例という指標になります。しかしエコファーマーを取得したり、単にウェブ上にブログ(ウェブ・ログ)を作り農作業日誌を公開することはきっかけであっても到達地点ではありません。次のステップは、それを手段として何を行うのかが問われています。

 ブログにしても一般のホームページにしてもサイトの構築自体は、非常に容易な時代になってきている。しかも安価で、中には無料で利用できるものも多い。 
 しかし、例えサイトを作ったとしても、作ることで満足してしまい、それ以上の発展がないサイトが非常に多い。更新が止まってしまったサイトである。
 サイトはいわば生ものであるから、新しいコンテンツを提供していかなければ、腐ってしまう。腐ったサイトの存在はサイトを作らない場合よりも始末が悪い。いわば悪評を自らまき散らしているようなものだ。

 大抵はサイトの構築で一杯一杯でコンテンツにまで頭が回らないことが多い。これはサイトを作る目的がはっきりしていないために起こることだ。他がやっているからうちでもやってみようか、ではすぐに腐り始めてしまう。
 サイトを作る目的は「伝えたいことを伝える」ことだ。これなしには何も生まれない。
 サイトはチラシやポスターではない。もちろんチラシやポスターにもなりうるが、それ以上の価値を容易に生み出せるツールである。
 それは紙面に限りがないこと、誰でも作成できること、そして、すぐに生み出せること、これがチラシやポスターにない魅力である。

 誰がコンテンツを作るのかがはっきりしていないことも腐ったサイトを生み出す一因である。伝えたいことを持っている人は誰なのか?伝えるべき人は誰なのか?それを生産者は自問自答する時だ。


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 昨日は月形花き生産組合青年部の役員にリニューアルした月形の花のサイトの説明を行った。
 トップページにブログを導入した経緯について説明し、エントリー(記事)の投稿のやり方と投稿の協力をお願いした。

 従来のホームページは、シーズン前に生産者から集めた出荷計画書を元に栽培情報を更新し、出荷が始まってからは週に一度出荷情報を更新するだけであった。
 本来は花の写真を充実させる意向もあったのだが、出荷最盛期になるとそれもままならない。

 それならば、実際に生産している生産者自身に写真を撮ってもらおうということになった。今はほとんどの生産者が携帯電話を持っている。それも今はカメラ付きが主流である。せっかくある機能を有効に使わない手はない。
 そして、写真をブログに送信してもらい、一つのエントリー(記事)が完成する。

 ブログはエントリー(記事)それぞれが独立したページであるため、リンクが増えることにより、検索に掛かる率が高まることも魅力の一つである。
 そして、専用のソフトを用いなくても気軽に更新作業ができなど、ブログを取り入れるメリットは大きい。
 パソコンと携帯どちらからでも投稿できるので、シーズン中はなかなかパソコンを起動させない人でも参加できる。

 これからは限られた人だけがサイト(ブログ)を作るのではなく、77名の生産者と農協の担当者全体で作り上げていくことになる。
 この集合知がどう展開していくか楽しみである反面、実際に参加してもらえるか不安でもある。
 いずれにしても、サイトの構築はスタートラインにすぎない。そこから何人がスタートしていくのか、それぞれの生産者が試されている。

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コメント(13)

kyoumo oha 暖かい雨が降っています。おそらく1ヶ月先の気温だと思いますが、1週間前の気温が嘘のごとく、大きく変化しました。今日の記事の最初のところ、うんん・・・難しいですねえ、貴方達の商品<月形の花>福岡花市場を経由して久留米の仲卸に荷物が届く、10時頃ですが 大半の花はゆり、カーネーションの他はしなびれているようにみ受けられます。私の家から久留米花市場まで2㌔ぐらいの距離ですので市場のみならず仲卸もちょくちょく覗いています。特に初夏から秋に駆けて、日本中、何処でも最高気温のNEWS、したがって、生意気ですが 生鮮品は鮮度保持の為の工夫を凝らす事が 一番の・サービス・だと思います。今の時代 あれがなくても この代用品でと と代えられます。 花の高品質+サービスを盛り込んで生ければ生き残れると思います。私の場合個撰ですので共選に追いつけ、追い越せでやっているので市場調査が可なり必要です。他の市場は分からないが、メーン市場の福花の場合 枝物出荷ですが他の方もですが 殆んどが、バッケット出荷です、私はそれ以上におしめカバー迄付けています。これが 生き残るための<サービス>だと思います。他にあえて言うなら、お花屋さんからのアンケート・要望・まで取れるなら一目瞭然に進む道が見えてくると思います。朝っぱらから長々と 窓から見える白木蓮、明日には咲くでしょう? 

>桜・ゆめ・街道さん、

おっしゃることごもっともです。
品質を維持することはもっとも基本的なことであることは理解しています。せっかく良いものを作っても、輸送で劣化させてしまっては元も子もないですからね。

水付きの輸送に対しても検討はしていますが、遠隔地への輸送となれば当然コストとの相談になってきます。
福岡市場は月形でももっとも取引の多い市場ですから、担当者との連絡は密に行っていますし、花屋さんや仲卸向けにフェアやアンケート調査を行っています。こちらかも調査にも伺っています。
その中では、個別に問題点が出てくることはあっても、全体的に品質の劣化に関して改善を求められるところまで至っていません。
クレームは即時対応するよう心がけていますが、品質劣化がないからクレームがないのか、またはクレームしても改善されないから、諦めているのかはきちんと精査する必要があると思います。
やっぱり最後はコミュニケーションがものを言うことになるんでしょうね。

konbanwa 私の場合が花屋さんだったら、市場、仲卸で花を買ったら直ぐにでも売りたいですね、それも 水揚げ時間も無く 直ぐ売れるんだったら之に越したことにはないと思います。ダンボールの仲での首曲がりは仕方ないとしても、水が切れて要る物 切れ掛かって要る物これらは人手間掛かります。私は若い時から色々な仕事をしたり ついたりしてきました。35年前には東京にて5年間程デザインの仕事、地元に帰って来てから1年間花屋さんの仕事と 農家にとって 最大のサービスはお客さんが手間暇掛けずに直ぐに売れる事が 魅力ある商品と思います、要らんお世話ですが・・・。自慢話 私のオシメカバーの場合は市販の物は使って入ません、原価で言うと5円から10円内で収まります 見かけも損傷ないと思っています。ゼリー状の物は高くて一度も使った事はありません。知り合いがぜりー状の物を使っていて高く付くので 市場での話、アンタそのオシメカバーなんば、使よっと?と 其れから私の案のやり方が福花では主流となっています。常にお客さんの立場になっての方針で行くつもりです。福花での組合員NOメー77

おしめカバーについてですが・・・

昨日、現物を初めて見ました。
先日、市場廻りから帰ってきた担当者が持ち帰ってきました。市場からはそれほど芳しい評価は聞けなかったようですが、これがエコゼリーの代用になるようなら、面白い商材だと思います。
使い勝手はいかがでしょう?

市場・花屋で働いていた頃から感じているのですが、前処理が面倒くさくてバケット輸送中にやってしまえと言うような中途半端に水揚げされている商品よりきちんとした管理(前処理等)がなされている方が(いろんな水揚げ方法がありますが)パシッと水が上がるように思われます。
まぁ、物にもよりますが・・・。
現在は、バケット輸送前に前処理はしてますが昔は楽だからという様な考えをしてるところが結構あった。
縦箱は、輸送コストもかかりますし。

oha 私のモットーは<常に低コストで大きな利益>担当者はどんな物を持ち帰ってきたのか分からないが? 私の品物は福花オンリーでは無く、その他の北部九州、下関などへは箱出荷と成ります、その荷姿にもバケットは無いものの ちゃんとおしめカバーだけは付けて出荷します。私は お客さんにとっての義務だと思います。福花の場合 昨年11月より枝物にはlank size を付ける事が義務化されました。WEBで売るためには最低の表示です。 自慢話 皆さんは一枚一枚荷札に書いて取り付けています。ご苦労さんと思いました。私の場合FAX用紙にlank sizeをパソコンで書きsize別にスプレーにて色分けし、裁断し、ホッチキスで止める方法をとっています。原版を1枚作っていれば コピーさえすれば永久に使えるし、大量に作れるし、時間の短縮につながります。先日も仲卸を覗いたら 一部分ではありますが花の名前とsizeと価格が書いて在りました。農家にとって出来うる限りの表示はして行きたい。おしめカバーは昨夜5円から10円と書きましたが 詳細に計算すると大きくても小さくても5円弱で収まります 又私の案が主流と言いましたが、とりあえず仲間内だけです。ホント身近にある低価格の商品を組み合わせただけです。前は吸水部分にスポンジを使っていましたが それも高くなり 今の物に変えて2年近くなります。  ああ・・・ついつい長くなりました。また9時出勤です

枝物の場合、山賊や持込みの方が出荷されるサイズに統一性のない物は花屋の立場から見ると非常に買いにくい為サイズ表示は当たり前の事だと思います。統一されてしまうなら面白みは無くなりますが・・・。共撰の場合は、長さ・ボリュウム入り数全て統一されてしまうので箱にはった品種・等階級・入り数のバーコードで終わりです。
こちらの場合は、出荷施設の端末を通過すれば後はコンピューターによる管理になります。伝票は書きますが、あくまでも数合わせに使うだけです。
後、箱の中での首曲がりですが花屋で使う場合そちらの方が一手間かかります。その品目を、縦箱輸送する事を検討すべきだと思います。

konbanwa Mac de 農業さん、すみません貴方の土俵で他人同士で相撲を取ることになり申し分けありません。北空知人さん 始めまして 私は九州 くるめ 桜・ゆめ・街道です。北空他人さんへ・・・貴方さんのコメント それなりに事情が分かっていてもちょっと 枝物生産者を愚弄する文章、頂けないなあ、ある意味罪ですよ。今時山賊は無いでしょう?ならお前は何様か?何年位 地球に優しい農業をやっているのか?宮下さんとは大きく違う言葉<文章>の違いあり/ antaさんの場合 年上、年下の者が良いアイデア持っていても、これは良いねと頭の隅にも入れないタイプかな?私もアチコチとコメント入れていますが 今日の北空他人さんのコメント驚きました。私にとって Mac de 農業さんのブログは楽しみの一つです。知識が違います、北空他人さんへ・へ          申し訳有りませんでした。Mac de 農業さんへ

Mac de 農業さん、納豆ネタ以来です、こんばんは。
横入りですいません、「山賊」って何ですか?
って訊こうと思ったら、桜ゆめ街道さんのコメントが
入っていました。そのお怒りぶりからは、
良くない響きだというのは察せられるのですが、
なんのことだか???

「地球に優しい農業」とどう関係があるのかも、
コメントからはよくわかりませんでした。

>takakuraさん

 えーとですね。おそらく「山取り」のことをおっしゃっているんだと思うのですが・・・
 
 つまりは栽培されたものではなく、山に自生しているものを取ってくることを指しているんだと思います。

 ここでの下りは本文とはまったく関係のないことでして、ちょっとした言葉の行き違いが原因かと思われます。

「桜・夢・街道」さんも「北空知人」さんもそれぞれの立場で発言されるのは一向に構いませんが、主旨と外れたところでいがみ合うのは止めましょうね。花や農業を愛するなら尚更です。

桜・夢・街道さんへ、大変失礼な言い回し申し訳ありませんでした。山族・これで(さんぞく)なのですが山取りに入ることを指してまして自分たちも含め普通に使ってました。僕が言いたかったのは、共撰出荷の統一されてしまった物の面白みの無さです。特に、枝物です。切花は、一年中ほぼどんな物でも手に入りますが(輸入物も含め)季節感を出す為に枝物の存在は必ず必要な存在です。山取りは、生産された物とは違う美しさがあるのでうらやましくもあります。今はもう無いと思いますが、昔は自分の所有する山意外に入り勝手に切って来る人もいたので・・・もちろん大半は自分の所有する山から切ってくるのですが。自分の表現、言い回しにはこれから気をつけますのですいませんでした。最後に、yusakuさんにもご迷惑をかけすいませんでした。

oha Mac de 農業さんへ・・・先日から 要らん気ずかいさせてしまって 申し訳ありませんでした。                               

花屋仲間では、山に入るのが好きな人間もいます。どの時期にどの花がどの山のどこにあるのかものすごく詳しく、自分で切ってくる人もいます。そういう人が、山賊なのでしょう。国定公園なんのそのです。時間とリスクを考えれば合わないと思われますが。。。

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このページは、うなさくが2008年3月13日 23:09に書いたブログ記事です。

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