メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の最近のブログ記事

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 今日は比較的穏やかな天気。降雪はあったが積雪量は減っていた。気温は低く、最高気温でも氷点下3度ほど。積雪深は92cm。

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 昨日のスカビオサ・ブルーに続き、メコノプシスの種子が今日届いた。いつもの種苗会社では売り切れになっていたので、今回は別の会社に注文した。
 播種は来月の予定。

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 今年のメコノプシスの出来は良くないらしい。暑さだけでなくうどんこ病の発生で、全滅に近い大打撃を受けているところもあるようだ。

 もちろん我が家のメコノプシスも出来は良くはないが、全滅は免れた。

 先日掘り上げて冷蔵庫に入れていた株を少し選り分けて、小さいものをポットに上げてみた。ビニルハウスに入れることでもう少し、生育が進んでくれることを期待している。

 天気予報では日曜日は大荒れとのこと。ようやく初雪か?

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 霜も降り、生長もほぼ止まったためメコノプシスの株を掘り上げました。今年はなんとかいくつかの株が夏越しすることができました。でも、例年よりも株の大きさは小さめなので、どの程度来年の開花に繋がるかはまだまだ見守る必要があります。
 
 このまま冷蔵庫で越冬させ、来春、開花に向け再度定植します。それまで、お休みなさい!

 昨日、今日と連日の真夏日到来で北海道も夏本番です。
 月形の平年の真夏日数は1日なので、今年は平年を上回ってしまいました。6月、7月の天候から今年は冷夏の予感がしていたんですが、きっちり帳尻を合わせてくれました。本州に比べれば風もそこそこ吹くので、爽やかなんでしょうけど・・・

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 こんな気候だとメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)がちょいとかわいそうです。25度以上になると枯れるといわれていますので、コリャ冷やさなきゃ!冷やさなきゃ!

 というわけで、クールミスト(住化農業資材)の出番です。これはチューブに細かい穴が空いていて、ここから水が細かい霧状に噴霧されます。
 ふつうは植物を濡らさずに気温を下げるためのものなのですが、メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)は葉の表面に毛がたくさん生えているので、こういった空中の水分や雨水をしっかりとらえてくれるので表面温度も下げてくれて一石二鳥です。

 もちろん中に入ると人間も気持ちいいです。

060615meco.jpg 長い間、苗で育っていたメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)を本日定植しました。とはいえ、今回定植したのは3月に播種したものだけで、セルトレイでだいぶ大きくなっていました。
 昨年末に播種した分はポットに上げてあり、まだ余裕がありそうなので、後回しにしました。今週は雨が続きそうな予報なので、年末播種分の定植は週明けになりそうです。
 なにせ暑さにとても弱い花なので、ビニルハウス内ではありますが、ビニルを掛けないで遮光ネットだけを掛けた露地遮光条件下で定植しました。以前、ビニルを掛けた状態でもチャレンジしてみたのですが、どうもハウス内に暖気がこもるようで失敗しました。雨除けは何もないので、雨が降れば草がたくさん出てくるので、草と暑さとの戦いです。
 今年の北海道は低温傾向が続いているので、他の作物は心配ですが、ことメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)に関してはまずまずの気候のようです。今月はともかく、7月、8月の気温しだいで来年の開花の可否が決まります。
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JMeconopsis.jpg ヒマラヤの青いケシ Meconopsis, The Himalayan Blue 大場秀章著
 先日、Googleでメコノプシスを検索していたら見つけました。
 今までメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の文献(書籍)といえば、George Taylorの「An Account of The Genus Meconopsis」やJames L.S.Cobbの「Meconopsis」がありましたが、いずれも英文であり、既に絶版になっているため手に入れるのは難しい状況にありました。
 そういった文献を網羅しつつ日本語版である点から、メコノプシスに興味のある日本人は必見ともいえるでしょう。前半部はメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の原産地(ルーツ)と発見からヨーロッパへ導入される過程が詳しく書かれており、後半部はメコノプシス属の分類を中心とした種の解説に多くのページが割かれています。後半部の分類や種の解説は英文の文献からの引用のため、目新しい記述はありませんが、前半部分はドキュメンタリー的な読み物としておもしろく読めました。
 以前の記事でも書きましたが、メコノプシスの分類は現在、整理されている最中なので、その結論が出れば、ここに記載されている分類も多少変更が必要になるかもしれません。
 帯にある「世界待望のメコノプシス属全種の詳細解説」は正確を記せば「日本待望の・・・」とすべきですね。それじゃ売れないけど・・・

miurayuichiro.jpg 1999年に初めて開花に至ったものの、その後2000年、2001年と連続してメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)は微笑んでくれませんでした。
 しかし翌年の2002年、辛抱が報われる瞬間が訪れました。前年から順調に苗が育ち、大株に育ったメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)がその年の開花を待ち望んでいました。そして5月中旬から開花し、下旬から切り花出荷を始めました。
 6月7日に出荷したメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)に関して出荷先市場から電話がかかってきました。

(クレームか?)と一瞬思いましたが、話を聞いてみると違っていました。
「買ってくれた花屋さんが、メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)をすごく喜んでくれている。できれば圃場を見てみたい」という電話でした。

 6月18日に市場担当者が花屋さんとともに来場しました。
 話を伺うと、そのメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)は、三浦雄一郎氏がヒマラヤの8000m峰チョー・オュー 山(8201m)に登頂成功し、当時8000m峰登頂の世界最高齢の記録(69歳6ヶ月)を作ったお祝い・報告会に使われたのでした。
 その席上、テーブル花として使われていたメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)のことが取り上げられ、会の盛り上げにも一役買った格好になり、花屋さんも大喜びだったようです。
 その気持ちを伝えたいのと、どんなところで作られているのか一度見てみたいとのことで来場されたのでした。

 自分で生産した花がどこでどのように使われ、どう喜んでもらえているのかを、具体的に知ることができたのは初めての経験でしたし、これからも頑張るぞ!と決心した瞬間でもありました。

mecoflower.jpg 思いがけず種子を手に入れることができたことから、RHSの栽培法に倣い1998年3月6日に初めての播種を行いました。まずピートモスベースの培土を用意し、そこにばら播きしました。メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)は光発芽種子なので、覆土は必要ないのですが、湿気を保つためにバーミキュライトを薄く覆土しました。
 2週間後にはほとんどが発芽しました。ある程度の大きさになったときにセルトレイに移植し、さらに根詰まりを起こす前にポット上げしました。そして、6月に圃場に定植しました。メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の花色はpHが低い方がきれいな青色になり、pHが高いと赤みを帯びてくるので、圃場にはピートや有機物堆肥を十分に入れました。
 文献やナーセリーのアドバイスを総合すると、メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)は夏越しが難しいので、夏前に大株を作ることが開花成功のポイントのようです。
 その年の季候がよかったのか、基本に忠実にやったからよかったのか、何株かは無事夏越しすることができました。11月に圃場から株を掘り上げ、ポット植えしました。
 しかし、鉢に上げてからは葉がみるみるうちに枯れてきてしまいました。移植がまずかったのか、それとも時期が悪かったのか、結局葉はみんななくなってしまいました。それでも、株全体が枯れているわけではなく、小さい固まりの球根のようなものが地際に残っていました。
 年が明けて2月になると、その残っていた固まりから葉が出てきました。どうやら冬は葉を落として冬至芽を作り休眠するようです。そして春になると葉を抽出し始めるようだということが分かりました。休眠があるのかどうかまでは確認できませんでした。
 ともかく、鉢上げした株はすべて生き残っていて、大きさはまちまちでしたが、春にはある程度の株に成長しました。4月の中旬頃になると花芽が抽台しているのが確認できました。そして1999年5月6日に最初の花が咲きました。この時の感激は忘れることができません。花色はそれは見事な濃青色でした。
 そして、5月27日に初めて切花を市場に出荷しました。

mecoseed.jpg 私が初めてメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の名前を聞いたのは、今から9年前の1997年に行われたサカタのタネの故三瓶氏の講習会でした。その時は名前を手帖に書き留めておいただけだったのですが、ある時、"農耕と園芸"(誠文堂新光社刊)のバックナンバーを何気なく見ていると、大阪花博にメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)を提供した種苗会社の話題が載っていました。すぐに、"農耕と園芸"の出版社に問い合わせて、種苗会社の連絡先を聞きました。その種苗会社に電話すると、今は扱っていないし今後も扱う予定はないとのこと。その時はそれであきらめました。
 しばらくして"はなみどり"(農村文化社刊)という雑誌を読んでいると、RHSを紹介した記事が載っていました。これは1996年の11月号ですから、買ったときは気がつかなかったんですが、ふと読み直していると見つけたんですね。自分にとって最も旬だった“海外“とか”種子“とかの言葉がちょうど目に留まったんです。この時この本がなかったら、今メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)を作っていたかどうか・・・
 こうしてRHSに入会しました。1998年の1月のことです。そして、1998年の2月号でメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の特集記事に出会うわけです。そして、2月号の日本語版では”海外からの種子・苗の入手について”の記事に出会いました。
 海外からの種苗の導入(3)でも書きましたが、その後すぐにPlant Finderなどの資料を集め、海外のナーセリーや種苗会社にメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の種子がほしい旨の手紙を書き、ひょんな事から種子(メコノプシス・ベトニキフォリア)をゲットしてしまいました。これがメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の本物(といっても種ですけど)を見た最初でした。

注)写真のM.grandisM.x sheldoniiの分類については当時の分類法によるもので、現在は英国のメコノプシス研究者ならびにガーデナーが主体になって組織されたThe Meconopsis Groupの研究によって、Meconopsis 'Lingholm'に統一されています。

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 今日、メコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)の播種をしました(写真左)。一回目は昨年の11月に播いたので、これが二度目の播種です。いつもはセルトレイに播種するのですが、今回は試しにガーデンパンにばらまきしました。播種は早い反面、植え替えが必要なので、どっちが良いかは今後の状況次第です。RHSではこうしているみたいなので、あながち間違ったやり方ではないようです。
 一回目に播いたものは発芽は順調で、今頃、大苗になっているはずだったのですが、途中で子葉が枯れてしまいました。このまま全滅か?と思っていたら、3月になって本葉が出始めました(写真右)。生長点は生きていたようです。枯れてしまった原因は冬とはいえ暑すぎたのが原因かな?と考えています。でも、ビニールを開けすぎると外の寒気がもろに進入してくるし、開けなきゃ枯れるし・・・真冬の温度管理はなかなか難しいですね。
 今頃種を播いても、花を見られるのは来年の5月です。それも、無事夏を越せればの話です。
 皆さん、祈っていてください。

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