冬休みの自由研究として、小5の息子が一昨日から作っていた納豆が今日でき上がり、早速食した。
たまたま家にあった黒豆を材料に、納豆菌の替わりに市販の納豆を加えて作ったのだが、糸の引きは今一つなものの、なかなか良い味にできあがった。
何より豆をこれだけ食べることはなかできない。まだまだあるようなので、どう変化していくか楽しみだ。
(追記)
詳しい行程については「月形の花鳥風月、山歩き」を参考に。
参考サイト
納豆素本舗の納豆菌
チョー簡単!納豆の造り方
冬休みの自由研究として、小5の息子が一昨日から作っていた納豆が今日でき上がり、早速食した。
たまたま家にあった黒豆を材料に、納豆菌の替わりに市販の納豆を加えて作ったのだが、糸の引きは今一つなものの、なかなか良い味にできあがった。
何より豆をこれだけ食べることはなかできない。まだまだあるようなので、どう変化していくか楽しみだ。
(追記)
詳しい行程については「月形の花鳥風月、山歩き」を参考に。
参考サイト
納豆素本舗の納豆菌
チョー簡単!納豆の造り方
今日、1月14日は成人の日である。ハッピーマンデー法が成立し、従来の1月15日から1月の第2月曜日に移動されるようになったが、どうもなじめない。
月形では12日の土曜日に成人式が開かれ、30人ほどの新成人が参加したそうである。
さて、成人つまり20歳になるといままで許されなかったことが許されるようになる。
飲酒、喫煙、婚姻、選挙。婚姻は未成年でも可能ではあるが、自らの意志で許される年齢になる。
是非はともかく飲酒、喫煙は規制がほとんど守られていないのが実情であるが、こと選挙に関しては厳密に20歳にならないと与えられない権利である。
明治維新のころの我が国はまだ、限られた人たちによる専制政治であった。その後の自由民権運動を経て、国会の設置、そして大日本帝国憲法発布により明治23年に初めての選挙が開かれるようになる。しかし、この頃はまだ一定以上の税金を納めた25歳以上の男性だけが投票できる制限選挙であった。この頃の有権者は全人口の約1%、約45万人といわれている。
その後、納税条件は徐々に緩和され、大正デモクラシーの流れに押され大正14年に納税条件は撤廃される。そして昭和3年に初めての男性普通選挙が行われる。当時で全人口の20%、約1200万人が有権者となった。しかし、当時でも女性はもちろん、男性でも公費扶助を受けている者には権利は与えられなかった。
このことから、女性にも参政権をと婦選運動が盛り上がり始める。多くの婦人団体が作られ、デモや集会、署名活動を行い、政府に権利獲得を迫るが、戦争の激化とともに運動は次第に衰退していく。
そして、昭和20年の敗戦をきっかけに選挙法が改正され、男女20歳以上のすべての国民に選挙権が与えられるようになる。
選挙権は参政権つまり政治に参加する権利のことである。われわれの代表者を議会に送り、国民の意思で政治を行うことである。
私が選挙権を得てから20年余り。一度も棄権せずに来たのは、自ら政治に対する責任を負おうと考えてのことだ。つまり、投票することで政治的判断の是非を問おうと考えている。そして、先達が獲得したほぼ唯一の参政権を決して手放してはならないという危機感もある。
世の中には自分の一票では何も変わらないから、意中の人がいないからと、棄権する人たちが数多くいる。中には選挙を宝くじになぞらえ、投票に行く人は確率の計算できない人間だと棄権を推奨する輩もいる。
関心がないから投票に行かないのではなく、投票に行くために関心を持つべきだと私は思う。普段歩いている道路や通っている学校、警察、病院、福祉、防衛すべて政治と関係のないものはない。
すべては最初からそこにあったわけではなく、国民の意思で作られたものである。
今に不満がある人はもちろん、不満のない人も、今の生活がいつまでも続くわけはない。変えたい人も変えたくない人も、自らが行動しなければ自分の未来は誰も作ってくれないのである。
世界には未だに普通選挙を実施することがままならない地域がたくさんある。それに比べれば、我が国は恵まれている。参政権を放棄するということは、すなわち専制政治を許すということに他ならない。
時代の逆行を許さないためにも、20歳の皆さん、怠惰な大人達を見習わずに、自ら考え行動する大人になっていただきたい。
月形町、商工会、農協主催の「平成20年 月形町新年交礼会」が本日開催された。
昨年に続いて、"地産地消"をテーマに地元月形産の農産物を使った料理が数多く並べられ、舌鼓を打ちながら新年の挨拶を交わした。
月形は"花の町"として知られているが、米をはじめとして小麦、大豆、そば、かぼちゃ、トマト、じゃがいも、大根などの食糧も作られている。
それらの食材を地元の飲食店や施設、そば打ち会、町が加工調理して出品していた。
そば、かぼちゃスープ、かぼちゃまんじゅう、トマト鍋、納豆もち、パン、かぼちゃサラダ、かぼちゃケーキ、ポテトケーキ、ポトフ、じゃがいもニョッキ、湯豆腐、グラタン、ピザと多彩な料理のどれもがなかなかの美味しさで、試食とはいえお腹一杯の満足のいく会であった。
年末になると忘年会が目白押しとなる。それはサラリーマンに限らず農家にとっても所属している団体や地域でそれぞれ開かれる。
今日は地区の農家で組織する農事組合の忘年会を行った。この地域は農地としては一等地だが、近年離農する農家が相次ぎ、通い作として周辺の地域から通って作付けする土地が増えた。そのため、現在私の地区で農業を営農している農家は4名。10年前に比べて半減した。忘年会もOBを入れても寂しい限り。
年代を越えた交流ができるのは農村の魅力であるが、ここまで農家が減ってくると地域としての農村維持が厳しくなってくる。
いずれは農事組合の合併もしなければならないが、どこも状況は同じこと。結局は組織の上に新しい組織を作る階層になるだけで効率的になるわけではない。
過疎の町のもつ悩みの一つだ。
10月末に行った町の健康診断で大腸の要検査の指示があり、本日内視鏡検査に行ってきた。
前日から下剤を飲み、検査食として朝・昼食はおかゆと汁、夕食はポタージュのみをとった。
今日は朝昼食抜き。朝6時から2時間掛けて2リットルの下剤を飲み、午後からの検査に備えた。
前日からカロリー制限されているので、もう少し弱ってしまうかと思ったが、思いの外元気だった。
病院に着き、浣腸した後準備が整ったところで検査開始。内視鏡を1mほど入れて、抜きながら観察していく。血管や臓器が透けて見えたりと、さながらインナースペースを見ているようであった。
途中、ポリープがあったため検査のために切除したものの、結果は問題なしだった。
ただ、その他にもポリープの卵らしきものがいくつか見つかったため、定期的な検査を進められた。
内視鏡検査はもちろん、検査のためとはいえ手術も初めて経験した。
これでやっとまともな食事にありつける。そう思うと、健康に留意しなくてはとあらためて感じた一日であった。
地元の高校で大学の講師による出張授業があり、町民にも開放されていたので参加してきた。
1.経済・経営・商学分野
2.人文・社会・心理分野
3.教育・教員養成分野
4.理工・電気・機械分野
5.法学・法律・政治分野
6.環境・家政・食糧分野
7.芸術・美術分野
8.英米文化・外国語分野
9.体育・健康分野
10.看護・医療・福祉分野
以上10の講座が開かれ、生徒がそれぞれの興味に合わせて受講していた。
私はその中から経済・経営・商学分野の札幌学院大学商学部 碓井准教授の「身近な所からマーケティングを知ろう」を受講した。
90分の講義時間であったが、高校生対象と言うことで途中に休憩を挟んで正味80分の講演であった。
内容はマーケティングの概略と製品のライフサイクルについて、非常にかみ砕いた分かりやすいもので、あっという間の90分であった。
マーケティングとは市場に働きかけたり、市場を動態化させることを言う。消費者に向けてものを売るための一連の活動を指す。
一般にマーケティングというと販売促進活動(広告・営業・PR)のことを指して言う人が多いけれど、実際にマーケティングで考慮すべきものは4Pと言われている。
4PとはProduct(製品)、Place(流通)、Promotion(販売促進)、Price(価格)の頭文字Pから名付けられたもので、どういう製品を、どこで、どんなPRをして、いくらで売るかということだ。
日本の企業の広告費のトータルは年間約5兆8億5千万円。これら広告費はすべて商品価格に転嫁されているわけであるから、赤ちゃんまで含めて一人年間46,000円の広告費をわれわれは支払っているということになる。その内民放放送局で流されているCMが35%を占めており、これを民放の受信料と考えれば一人年間16,000円ほどを支払っている計算になる。
製品のライフサイクルとは、新製品が市場に導入されてから普及しやがて姿を消すまでの過程を言う。
それぞれの段階によって、取るべきマーケティング戦略が異なっていて、マーケティング手法を見ることでその製品が置かれている状況が見て取れるらしい。
市場導入期には、その製品の基本的な性能や用途をCMなどで認知させる。売り込みは営業マンによるプッシュ型マーケティング(押しの営業)を行う。上層吸収価格政策(新しもの好きやマニアなど高くても買ってくれる消費者への対応)もしくは浸透価格政策(安くないと買ってくれない人への対応)を製品によって使い分ける。
成長期に入ると、今までの押しの営業からプル型マーケティングに変化していく。認知度が高まったことで消費者の方から小売りに対する指名買いが入ることで、それぞれの段階で在庫されるようになる。製品ラインを拡大することにより低価格競争に参入でき、後発企業の参入抑制が可能になる。
競争期を経て成熟期に入ると、既存製品の使用機械や用途の拡大が検討される。また、製品の特性や品質の改善を図ることで機能を向上させ、新たな付加価値を生み出したりする。定期的なモデルチェンジ(車など)や流行(ファッション)を作りあげる事で機能的・心理的な買い替え需要を喚起したりするという。
ゲーム機がそれまでは子どものためであったのが、NINTENDO DSの登場で大人にまで拡大しているのは良い例である。
そして衰退期に入ると、企業技術レベルが平準化されるためどの企業が作ってもモノが変わらなくなる。そこで流通業者によるプライベートブランドが登場してくる。100円ショップのダイソーやジャスコのトップバリューなどがそれに当たる。
この段階になると、
撤退企業を吸収してリーダーを目指す。
隙間市場に特化するようになる。
撤退を前提に新たな投資を抑え、資金を回収する。
事業を売却し完全撤退する。
のいずれかの戦略を取らざるを得なくなる。
自分たちの置かれている状況に当てはめて考えると、考えさせられる内容であったし、こういったアカデミックな中から考えるヒントを得ることも必要なことだと感じた。
また、こういう機会が得られることを望む。
できればもう一コマ受講してみたかった。
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